友人が大学でのイカットの展示会に誘ってくれました。
東京は北区にある東京家政大学での
無料ですから、あまり期待しないで行ったのですが、
これがなかなか大したもの
残念ながら、写真は撮れなかったのですが、
全部で百点以上イカットとバティックがずらり。
なかには、大昔日本からインドネシアに渡った人が、
日本に向けて作った帯や、
カイン(腰巻)の模様に花魁や
娘道成寺の模様を織り込んだ珍しいものもありました。
島の日常着のほか信仰に使うために織ったり、
染めたりしていた布ですが、
イギリスやオランダがこんな美しいものを欲しくて
占領してしまった悲しい歴史もありますね。
展示品のなかにカイン・プラダというのがあって、
王族纏う腰巻に金更紗というそうです。
プラダの意味は印金。金を織りいれてあるわけです。
これってブランドのプラダと関係あるの?
プラダには金印と銀印がありますね。
調べたら、「プラダ」はブランドを作った人の
名前なんですね。
でもはるか昔、インドネシアのそんな素晴らしい布を
知った祖先があえて、自分の名前に使ったとか~~??
まっ、そんな途方もないことを考えるのもまた楽しい。
大学の構内は、緑が多くて広くて、とてもいいところです。
こんなカフェテラスっぽいところもあるのよ。
いつも有益な情報をくださる和日和さん。
今回も貴重な情報をコメントでいただいたので、
追加転載させていただきますね。
家政大の展示は穴場ですよね!
駅から遠い(7分くらいですよ・紫苑)のが難点ですが。。
以下和日和さんの情報。
育児用のサロン(児童館的なもの)があって
(無料の上にドリンク飲み放題(^O^))
育休中重宝しました♪学食に
子供用の椅子も準備されているんですよ!!
ピークタイムを外せば外部の人間も学食利用OK。
友人の紅型
構内で記念撮影。
風が強くて裾が乱れてますが。
友人の千鳥格子半襟に花織?の紬。
襟元、きれいですね。
展示会に訪れる人も、布に興味のある人が多く、
更紗やらイカットやら見惚れてしまうものを
お召しになっている人多くて、それも目の保養でした。
本日のきもの
ポーズを変えてみました。
ブルーに鳥が飛んでいる結城
(miwaコーディで着用したもの)
緑更紗帯。
ヘアは、先に紹介した「あっという間の簡単ヘア・バリエーション」です。
帯周りはこちら。
茶色のアニマル柄っぽい帯揚げ(スカーフ)。
紅の帯締め。
琥珀の紅葉の帯留。
帰りによった十条銀座。
ものすごく安いと有名な?商店街。
着物屋さんを見付けて掘り出し物をゲット。
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