国立新美術館の「印象派を超えてー点描画家たち。ゴッホ、スーラからモンドリアンまで」を観るために、ゴッホ・コーディを考えました。
ゴッホといえば、「ひまわり」の強い黄色のイメージが強烈です。
そこで最初は素直に、黄色を中心にしたコーディを考えました。
黄土色の紬
黄色の紅型帯。(写真では薄い黄色ですが実際は下のように鮮やです。
群青色の帯揚げ
赤の帯締めにひまわりの帯留。
でもなんかあまりに素直すぎて面白みがないような気がして。
それにいかにもな「ゴッホ」コーディ?で、なんだか恥ずかしい
そこで少し抑え気味に~。
緑の生紬に黄色の紅型。
群青色の帯揚げ。
オレンジの帯締めにひまわりの帯留。
大人しいね。
しかしですね、黄色のイメージが強いゴッホですが、彼は黄色の反対色の青の使い方がすごくうまいんですね。
「夜のカフェテラス」
夜なのに明るい空は歌川広重の影響だそう。
「画家だから当然でしょう」というのは、今だから言えることで当時は、まだ反対色の色の使い方は広まっていませんでした。
今回の展覧会は、スーラやゴッホたちが、どんな風に色を使っていったかという内容です。
彼は、毛糸玉を使って色の勉強をしていたんですって。
こんな感じ。
糸と糸を絡ませて、色の関係を研究するんですね。
刺繍糸でやってみました。
反対色はお互いの色を引き立てあって、強い印象を残しますね。
そこで考えたのが青の紅型を使った下のようなコーディ。
ひげ紬の紅型に
スカーフ利用の帯揚げ。
鼈甲の帯留。
これが一番ぴったりなような~
実際に行ったのは、理由があって、また違うコーディです。
ゴッホは日本びいきで、広重などの浮世絵の影響受けていますから、鮮やか紅型など好きになっていたのではないでしょうか。
きものコーディに利用できるとなると、絵画を観るにも一層の力が入ります。
それに楽しいなあ
この展覧会、絵画と色について学びつつある私のために企画してくれたのね、きっと~~。
展覧会面白かったです。
すぐに紹介しますので、気が向いたらまた、覗いてくださいね。
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