東京は朝晩は、いきなり寒いくらいになりました。
カーデガンを羽織らないと~~。
先日NHKの「シブ5時」という番組で
「化粧のチカラ」という特集をやっていました。
興味深い内容なので、紹介させてください。
ある介護施設で月2回の化粧教室を行うようになり、
毎日の暮らしで化粧を取り入れるようにしたら、
なんと、97歳の女性が、それまでできなかった自力での
歯磨きやトイレができるようになったというのです。
知人のメイクさん。
メイクなんて、それほど力を使わないように思えるけど、
毎日続けると握力がつくようになり、
捕まり立ちができるるようになり、
それを続けていると自力でトイレに行けるようになった。
筋力もつくというから、すごいですね。
介護をしている女性が、自分も丁寧に化粧、
それを見た97歳のお年寄りが
「きれい~~」ってつぶやくんです。
私は化粧はあまりしないほうで、
何年も前のファンデが結構残っていて、
賞味期限切れになるよ、とよく言われるのですが、
きものを着るようになって、
メイクを丁寧にするようになりました。
それにヘアを作るようになると、
最初は腕の筋肉が疲れたものです。
また新しいヘアに挑戦しようかな。
「きれいになりたい一心」で一生懸命やっているうちに
筋力がついていたんですね、きっと。
そんなことに思いを巡らせながら、息子が置いていった
「GO WILDー野生の体を取り戻せ」(NHK出版)という本、ぱらぱらめくっていたら、こんな1節が、
「動かないとばかになる」!!
「動かない生活は、病気や体の衰弱をもたらすだけではなく、認知機能の低下をもたらす」
すなわち、バカになる、というわけです。
これって、子どもと脳とスポーツの関係に
ついてもよく聞くけど、
子どもだけではなく、シルバー、
いや人全体に言えることですね。
せめてメイクやヘアだけでもしっかりして、
筋力鍛えないとね。
それにね、キモノって重いのよ。
引越しや人に譲るときに何枚も箱に入っていると、
それを実感。
着るときだって、縮緬とか、腕にきます。
この布を持って、後ろに回したり~~、前にもってきたり、腕を後ろに回したり~~。
着付けの一連の動きは
意識してやると、すごい筋トレ、かも。
「年取ってシンドイから、きもの着るのやめよう」
なんて声を聞くことあるけど、
年取るほど、きもの着たほうがいいのかも。
メイクして、ヘア整え、キモノ着る。
「きもので楽しく筋力&脳力アップ」よ。
キモノ派はじめ、おしゃれな人は、サバイバル要素高いかも(笑)。
そろそろ卒業かな、と思うと
こういう情報入るんだよね。
おしゃれやめたら、いきなり老ける、と言うけど、
それにはこんな理由もあったのね。
キモノ力ってすごいもんです。
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