「kimonogirl・キモノガール」(くるりKG編集部・二見書房)
という、ちょっと懐かしい感じのする
写真集を古書店で見つけました。
2004年だから、今から10年前。
くるりさんのお店にやってくる、
普通のきもの乙女たちを撮ったものです。
くるりさんも、今ほど洗練されていなくて、そこが逆に
とても親しみやすい本になっています。
ブログをアップするようになり、
雑誌などの写真の背景が気になるようになりました。
きものの写真というと、
庭園など、日本的な背景が多いのですが、
写真集では、くるりさんのある青山近辺の街が背景。
そのミスマッチ感が、
現代的な雰囲気を出していて素敵です。
これはバイクを前にして撮ったもの。
ここは、どこでしょう。工事現場でしょうか。
「あっ、こういうバック、面白いよね。
こういう場所を背景に撮って~~」
と娘にお願いすると、
しばらく眺めて~~、
「~~じゃあ、ゴミ捨て場がいいね~~」だって。
ということで、
あっ、ゴミ捨て場ではありませんが(笑)、
できるだけ殺風景な場所ということで。
銀座に行ったときも、そんな場所で~~。
駐車場&カラオケの看板と。
この国は、誰かの仕事でできている。
銀座は現在、工事中の場所がいっぱい。
Rさんにも協力を?お願いしました
これはくるりさんから。
いつかはこんな場所でも~~?
屋上だよね。
この写真集、今に生きるキモノガールを
ブログと同じように生き生きと捉えていて、
きもののある風景はどんな場所にもマッチする
と思わせてくれる一冊でした。
10年前の本とは思えない。
古さを感じさせない。
やはりきものは永久不滅ですね。
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