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ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

優雅な暮らしにおカネは要らない、そうなの?

2015-10-20 08:46:24 | きものの本&本

 

最近、少し生活に変化が出て、落ち着きません。

合間に古い本を読むことが増えて、

古い本のほうが落ち着くね)

話題も、つい読んだ本のことに行きがちです。

 

暮らしの整理の時期に入っているようです。

「断捨離」も「お片付け」もいいのですが、

私的に気に入ったのは、この一冊。

「優雅な暮らしにおカネは要らない。

貴族式シンプルライフ」(集英社・シェーンブルグ著)

2006年だから10年くらい前の本。

 

細かい箪笥の整理とか、

洋服の捨て方といった実用に焦点を

当てているとしたら、こちらは少し哲学的というか、

考え方の根底みたいなものを見直す本、かな。

やはり、フランスの貴族だそうです。

フランス人は貴族がお好き?

いや、日本人が好きだから?

きものも10着でいい?」→「フランス人は10着しか服をもたない」より

 

「こうありたい」という「理想のイメージ」を提示して、

それを実現するためには、自分なりの方法を考え、

できることから実行していくという本。

細かいところまで指示、されるより、

細かいところは自分で考えろと

ちょっと突き放した感じがいい。

私はこういった本のほうが素直に読める。

押しつけがましくないからかな。

 

 

もちろん、実用的な提案もあります。

「お金を使わないファッション」の項目では

「一つだけはバーゲンなど本物を買い、

ほかはすべてプチプラでいい」とか、

ワクワクするのは購入直前だけ」(確かに!!)

といった納得の言葉も。

 

「文化で窒息しそう」「グルメは俗悪」とか、

「一流レストラン」の食事もいいけど、

家で食する普通のお惣菜のほうが美味しいカモ、

とこの年になればわかる~~。

 

実用書と違うのは、面白いエピソードを紹介していること。

たとえば、没落貴族が街の掃除夫になって、

わが家をきれいにする召使いになった遊び」

と、想像して、

「道をきれいにすることを楽しんでいる」

おカネはなくても、心は貴族っていいよね。

こういうユーモアがある人たちって

「おカネのあるなし」にかかわらずいいよね。

どんな状況になっても心に余裕がもてる~~?

 

 

生き方って、要は、考え方次第なんですね。

「勇気をもって自主性(自分の感受性)を取り戻す」、

「自分が本当に楽しめること」をすること。

これって、先の「春樹型生き方」や

「アルケミスト」に通じるものあります。

うーん、この頃のワタシって、こういう考えをしっかり

身に付けようとしているのかな。

きものに夢中のときには、なにを見ても

帯に見えたように、

同じ傾向のことがらに、固執している、みたいです。

同じようなモノに執着する傾向がある」

 

大きく広げた暮らしは、整理も大変なんですね。

きれいに整理していかなく、逝かなくちゃね。

 

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コメント (2)
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