ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

私の金銭感覚は昭和かも&PHP「くらしラク~~る」に掲載。実家じまいの費用とは

2023-11-03 11:20:19 | 雑誌・マスコミ掲載
本日は文化の日、
お休みですね。
洗濯日和です。

PHPの小冊子「くらしラク~る」に
拙記事が掲載されました。

「つぶやくだけで!
心満たされる節約ことば」です。

冊子のテーマは
「少ないモノとお金で心地よく
暮らせます!」

松本明子さんが、
実家を整理した話とか
「持ちすぎチ度チェック」
などの記事が要領よく
まとめられています。



ちなみに
松本さんの実家整理にかかったお金は
総額1885万円だとか。
これは固定資産税だけではなく、
電気代などのインフラを
止めないままで25年間、
東京から実家のある高松までの交通費、
などに費用がかかったからですね。
空き家になったら
すぐに家じまいをしないと
今や買うより大変な時代に
なったようです。

冊子の中で
面白かったのは、
落語作家のくまざわあかねさんが
大阪で一か月間経験した
「昭和十年代の生活」の話。
彼女は71年生まれ。
落語に出てくる
たとえば「カンテキ(七輪)」
「火鉢」「着物」などのモノを
身近に感じられないために
これらを使っていた暮らしを
自分で経験しよう、
とすると昭和十年になったとのこと。

この経験では、
八百屋や魚屋との
「対面会話」が基本の毎日。
確かに黙って品物を籠に
放り込むのとは
ちょっと違いますね。

そして「見立て」
これはあるモノを
違うものに「見立て」て使う技。

着物ではたとえば桜の季節に
桜そのもので表すのではなく、
色やそれに似たもので表現する
やり方ですね。

扇子をいろんなものに使う
落語ではおなじみ。
暮らしのなかでも、
一つのものをいろんな用途に使う暮らしは、
落語の「しまつの極意」のように
モノがなくてものんきに
楽しく暮らせる。

落語の世界をそのままに
笑って過ごせたらいいな。

そんな日の夕食は、

豆腐がいっぱいあるので、
鍋風にほうれん草、きのこ、
鶏手羽などを入れて。
摺りごまとポン素で食す。

で、考えた、
私の節約生活の金銭感覚って
昭和何年くらいなんだろうって。


昭和感たっぷりのきもの。

というのは、
この節約生活を始めて、
取材を受けることが増えました。
そのときに相手の方との
金銭感覚の違いに、
お互い戸惑うことが
ときどきあります。
「これ50円です」「えっ」
「これは百円です」「・・・」

食費一万円にしても、
「どうやったらこんな数字に」
という具合です。

まあ、ゼロが一つ少ない、
とは言いませんが。

で、調べてみました。
すると、
昭和40年代は一万円は
四万円くらいの価値。
私が上京した昭和48年も変わらず。
それでも
チョコレートやマヨネーズは
およそ半額くらいです。
食費一万円は
2万5千円くらいの感じかな。

私が借りた下宿は
知り合いの紹介で安く、
四畳半、トイレ、
台所共有で7千円くらいだったかな。
四倍としたら、
28000円ということ。

今の節約生活を始めて、
よく当時のことを思い出すのは、
当時の金銭感覚を
思い出すせいかもしれません。

それでも
楽しかったひとり暮らし。
この部屋にいるときは、
当時にタイムスリップ、
若いつもりでいられるのは
そのせいかもしれません。
鏡さえ見なければ、
あまり変わらないのよ。

というわけで、
おうちにいるときは
昭和の私、でした。
最後までおつきあい
ありがとうございます。
応援ポチ
励みになります。


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「家が好きな人」シニアだっ... | トップ | 息子が来たので手仕事、チャ... »
最新の画像もっと見る

雑誌・マスコミ掲載」カテゴリの最新記事