先日の東京ステーションギャラリーの「植田正治の作り方」展。
今回は「さばくコーディ」を紹介させてください。
それにしても新装なった東京駅の二階に、こんなギャラリーができたんですね。
東京駅を通ったときに、ちょっと覗いてみるといいかもしれません。
ギャラリーの渡り廊下から見た東京駅もまたいいもの
二階と三階が展示室になっていて、階段もまた素敵です。
さて、展示会に行ったときのきもの、「さばくコーディ」と勝手に名付けましたが、これは日本画家平山郁夫さんの「シルクロード」の絵を参考にしました
「絵画に学ぶカラーコーディ」です。
参考にした絵はこちら。
「シルクロード」平山郁夫
で、私のコーディはこちら。
砂色(とあえて言います)生紬にムガシルクの袋帯。
袋帯の砂色濃淡を砂漠の風紋に、
帯揚げのオレンジを夕日に見立てます。
砂漠ながら、少し緑が欲しいので、帯揚げと襦袢に少し緑を入れます。
帯締めの市松並びはラクダの行列?
帯留は黒と金のあられで、これを砂嵐に見立てます。
後ろはこんな感じ。
生紬の八掛はアースカラー、すなわち地球・大地のイメージで。
帯の横じまのほうが、より風紋に近い?
平山さんの絵画は「夕暮れのシルクロード」ですから、オレンジが強いです。
でも着物でオレンジ使うと、まったく砂漠のイメージではなくなってしまうので、あえてベージュを使いました。
というわけで、こちらは、ギャラリーから見た「東京砂漠」?
「絵画に学ぶカラー・コーディ」二回目でした。
これのいいところは、名画といわれる絵をじっくり観るようになることです。
まったく同じにする必要はなくて、あくまで自分のイメージを膨らませていくほうが面白いのではないでしょうか。
せっかく着物という日本のアートに興味を持ったなら、それをきっかけにセンスを磨きたいと思っています。
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と言っても、私が行ったのは
もう何十年も前なのですが[E:sweat02]
シルクロードカラー、
落ち着いたいい色[E:up]
緑を足すところが紫苑さんらしい。
今日も素敵です[E:scissors]