蒸しつつも、
風が冷たくだいぶマシになった
今日この頃です。
ガス代がきました。
かつてない数字です。
7月、1759円!
これまでの最低金額です。
私はエアコンをあまり使わないので、
動くたびに汗びっしょりになります。
そのたびにシャワー。
一日に何回も浴びます。
そうしていると、
お風呂に入る気が失せる。
そのためほとんどガスを使わない
ことになったのですね。
その分、洗濯ものは山のよう、
ほぼ毎日洗濯機を回すことになりますが。
さて、
古本屋で見つけた沢木耕太郎。
「ポーカーフェース」
(新潮社・2014年刊)
少し古いのですが、
おぼろげに覚えている事件が
どんどん出てきて
夢中で読みました。
エッセイ集で全部の項目が面白いのは
なかなかない。
百円でコスパいい。
運がいい。
そのなかの「運」について。
彼は一度アマゾンの上空で
乗っていた飛行機がエンジン故障を起こし、
あわや墜落炎上の体験を。
ところが、幸運にも森林の間に
焼き畑があり着陸。
飛行機は大破はしたが
爆発しないままに、生還。
これは「運がいい」と思われがちだが、
本当にそうだろうかと彼。
もっと運のいい人は
そんな飛行機には
乗り合わせないのではないかと。
いわしのオイスターソース焼き。ポテトも一緒に。
醤油とオイスターソースを。味噌汁と豆腐。
たとえばビートルズ。
彼らは結成する前にほかのメンバーと
バンドを組んでいたけど、
途中で抜けた。
抜けた人たちは後年バンドを結成。
趣味として音楽を楽しんでいるとのこと。
彼らは「不運」だろうかと沢木氏。
レノンは射殺され、
ポールは薬物事件に。
メンバーの一人は
「息子に一件の家も買ってやれなかった」と
寂しさを覚えるそうだ。
「~人は穏やかな生活に憧れながら、
波乱万丈の人生に憧れもする、
それが人間というものだ」と沢木氏。
そして彼らしいのは
「~どちらの人生が幸運であり、
不運だったかは誰にもわからない」
そもそも、ほかのメンバーだったとして、
あれほど受けたかどうかはわからない~~。
こちらは前にアップした蒸し野菜。
料理は焼くか蒸す。
あっさり行きたいときには蒸す。
こってり行きたいときにはオイル使い。
あるもの野菜に肉、魚にソース。
バルサミコソース、ポン酢、ゴマダレ。
これOK~~。
片付けも楽、ゴミもあまり出ません。
もうひとつ紹介
財布の購入価格×200=年収
これは何年か前の本
「稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?」
ありましたね。
沢木氏は財布を持ったことがないそうです。
小銭があればそれでOK.
なければないでOK。
ということは、
「~私の年収はどこまで行っても
ゼロということになるらしい」
しかし、
彼はお金に困ったことはない~~。
信じるモノは高価な財布を買う羽目に。
無駄遣いじゃない?
この方、ゴシップ的には
宇多田ヒカルの母、
藤圭子さんとの恋愛のうわさも。
ほかにも「なりすまし」の話とか、
「蒸発」とか。
興味深い話ばかり。
あなたは自分は運がいいと思いますか?
もれとも不運?
私は「運がいい」と言われますが、
さて、どうなんでしょうか。
そもそも
もっと年金もらえるようにしていたら、
それで
満足な毎日を送っていたことでしょう。
でもピンチはチャンス、でもある。
逆にチャンスはピンチを呼ぶ~~。
「運、不運はだれにもわからない」
「禍福はあざなえる縄のごとし」
なんて言葉もあります。
最後が幸せならそれは幸運。
花占いみたいなもんです。
好き、嫌い、好き~~。
最後はどっち?
関連記事
「実力も運のうち&」