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「そのうちなんとかなるだろう」内田樹さんの結婚感は

2019-11-09 17:25:42 | きものの本&本

 

アップついでに。

結構前に読んだのですが、

本を整理していてパラパラと再読。

内田樹先生が好きなんですね

「善く死ぬための身体論~元気で死ぬためには」

 最初に読んだのは確か。

「きものはシアワセを連れてくる身体を作るって」

 

で、新刊。

「そのうちなんとかなるだろう」

(マガジンハウス刊)


やりたくないことは諦めない、

やりたくないことは我慢しない。

たどり着く場所は同じだから、と

あります。

「たどり着く場所」がどこかにも

寄りますが。


高校時代に登校拒否~から離婚、

父子家庭とまあ、

小見出しだけみるとなかなかに

壮絶。

だけど、まあ、もともと頭がいいので

日比谷高校を中退しても大検で東大。

東大出てもサバイバルできない人

たくさんいるから、それはそれで

キビシイのかもしれないけど。

 

この方の人生で一番の難所は

結婚、離婚ですかね。

4歳年上の女優さんと結婚して女の子を

儲けたものの、「男として全否定され」

体重は7キロ減り、

「ビル風によろめいた」とか。

思わず笑ってしまった(済みません)。

エラいのは離婚して娘を

男手ひとつで育てたこと。


お嬢さん。

このお嬢さんがまたいわゆる優等生ではなく、

素敵。またそれを隠さない?ところもいいね。

 

このときには、

もう出世とか仕事で成功しようとかは

すべて諦めた、とか。

いや、ここが並みの男と違うところですね。

多くの男たちは、ここで自己憐憫にふけって

結局はすべてをだいなしにしがち。

夕方、食事の用意をして洗濯物を畳んだりすると

なんだかすごい幸福感と充実感に満たされた

とか。

いいなあ、こういう人。


昨今は女性でもこういう人少なくなったね。

でも人生長く生きていると、

ホント、こういうことって

充実感幸福感あるなあって思うようになった。

出世やお金がなんぼのもんじゃいってね。


若い頃はなかなか~ね。

 

「男性家事 イラ...」の画像検索結果

 

いま男の子に家事を覚えさせなかったことを

一番、とは言わないまでも

結構後悔している。

まだ遅くない!!

これから覚えさせます。


で、内田氏の結婚観もユニーク。

結婚とは宿命的な相手がいて、

その人と出会うまで彷徨う

ということではなく、

友だちと仲良くするのと同じで

「相手のいいとことを見つけ、

それに敬意と好奇心を持つこと」


相手によって幸福にしてもらうのではなく、

自分の「幸福になる力」だって。

そうはいっても内田さん、こう悟るまでは

大変だったわけでしょ。

再婚なさっているのよね。

こういうこと悟ってからの結婚は

うまく行くでしょうね。

でもそうかも、

相手がよほどひどい

サイコパスじゃなければ。

 

 

というわけで、今回は

そのうちなんとかなるだろう、

「そのうちなんと...」の画像検索結果

 

植木版はなく内田版でした。

「運命のお相手に出会うには」

「婚活女子の選択ともっといい人現れるかも症候群」

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