ひとり紫苑・プチプラ快適な日々を工夫

書籍「年金五万円が教えてくれたお金の向き合い方」「あるもので工夫する楽しい節約生活」は9万部。工夫の毎日は続く。

誉められきものにセンスはいらない

2017-05-17 09:37:27 | シニアのおしゃれ

 

先日の「京都人の密かな愉しみ」を拝見していて

思うのは、きものって、着ている。

それだけで素敵になれるなあってことです。

 

先にも述べたように、

きものは究極のIライン。


ファッションの基本は

①デザイン

②シルエット

③カラーと素材

この三つの要素がありますね。


どんなデザインを選び、

どんなシルエットにして、

どんな素材と色にするか。

すべてにセンスが問われます。


借り写真です。

将棋崩しのような、この絶妙バランス!

私がやると、おうちのないおばあさん。


ここまで行かなくても、洋服は

シルエットバランスがとても難しい。

スカート一枚にとっても、膝丈にするか

ロングにするか、その場合トップは

どのくらいの長さがいいだろうか云々カンヌン。


たくさん洋服持っていても、いざというとき

着るものがない!」のは、

一枚一枚は気に入っていても

長さ(シルエット)の組み合わせが

とても難しいからだと思う。

 

次々と出ている大人のためのファッション本。

 

あれらに載っているコーディを

 マネてもうまくいかないのも、

 持っている洋服の長さ、つまりバランスが

 同じようにはいかないから。

 

きものは、大人の最高のファッション」



セックス・アンド・ザ・シティ」より。

借り写真です。


 

欧米の方々があれだけ靴に執着するのも、

 靴はシルエット作るのに

 とても重要な要素だから。


その点、

きものはデザインもシルエットも

決まっている。

素材もおおまかにいって柔らかものと紬の二種。

 

 

ゆえに必要なのは色のみ。

色だって、何百年もの定番がある。

そこに、これまた定番の博多帯を合わせるだけで

十分な出来上がり。


オシャレな人、凝る人は、

この基本に、いろいろ色を重ねていくだけ。

あとは遊びの帯とかね。



普通は定番だけで、

ほとんど間に合います。

センスが必要ない。

先人が長い、長い時間をかけて、

日本人に合うよう

作り上げてくれたから。

 最近はお金もそれほどいらない。

フリマ・プチプラ


知人の奥様に、集まりにはいつも母親の大島で

 出席する方がいます。

 「母のものを二・三枚しか持っていないんですよ」

 と仰いますが、洋服より断然、

上品目立ちしてます

 

 

シンプルながらとても引き立つ。

東京キモノショーより。


 50代、60代の女性が着ているもの

誉められるなんて、なかなかないけど、

着物は特別なセンスなくても

褒められる優れもの。


というわけで、誉められコスパの高い

きものをもっと大切にいたしませう。


おしゃれのルール


いつも応援ポチ

ありがとうございます。
 


にほんブ 
にほんブログ村

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こぎんを刺してみた&「下田直子の手芸術」

2017-05-16 10:09:50 | 手仕事 和裁

 

いろいろ一段落ついたので、いろいろ作ってみたいと

思ったとき、この一冊、

「こぎん刺しの本」(文化出版局)が目についた。



こぎんだけは手を付けまいと決心していたのに、

手間と根気と~~、

一番遠い資質。

この本の丁寧な説明と作品の可愛さにひかれて、

まあ、お試しにやってみようと、手を付けた。



いやあ、ミスがいっぱい。

これくらい刺すのに丸一日かかった。

でも、案外できるもんだと、どこかで思っている。

最初こそ大変だけど、ある程度模様ができると

リズムができて、どんどんできていく。

何事もリズムが大切。


でも、こぎん刺しはやはり藍と白に限るなあ~~。

いつかまた挑戦してみよう。

ただし、そのときに老眼、始まっていなければ。

あとでシワ寄せ、どっと来るかも。



こちらは、単体こぎんのお試し。

こぎん用の布ではなく、普通の布で

できないかと思って。


というのは、手芸家の下田直子さん、

いろいろな布や糸を使って手芸なさっている。

布をわざわざ買う必要なくて、それが便利で

面白い~~。


今回も、


「手芸術」(筑摩書房)なる一冊。

これは普通の手芸本とは違い、

下田さんの手芸に対する柔軟な考え方が

伺える一冊。

たとえば、遠い昔に佐賀錦のバッグを解体、

段ボールが使われているのを見て、

「これは縫製というより工作だ」と

接着芯で作ってみる、とか。

今では「縫わずに作るバッグ」とか

ボンドだけで作る手法一般的ですものね。

そんな風に作り方とともにご自身の工夫を公開。



下田さんの手芸にはいろいろ挑戦していて、

しかしながらすべて完敗。

刺繍でお花のバッグを」

「刺し子に夢中・半襟&~~」


しかし、また挑戦してみたい。

この模様で~~帯を~~、

作ってみたい。


しかし、こぎん刺しをやる人の

根気と丁寧さがよくわかった。

できるなら死ぬまでに、こぎんで

この資質を身に着けたいものです。

まあ、何事も最初はある~~もので。

ゆっくり、丁寧に、ということですね。


いつも応援ポチ

ありがとうございます。
 


にほんブ
にほんブログ村

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

可愛い!のっけからこの帯~~「京都人の密かな愉しみ」きもの

2017-05-15 19:44:12 | ドラマのなかの着物

 

先に放送した「京都人の密かな愉しみ」(NHK・BS)

見た人も、見てない人も、きもの紹介です。

常盤さま、最初の登場シーンでは、

藍の格子紬に藍(黒?)の同系色コーディ。



おっ、今回は地味目始動なんですね、と思っていると、

なんと、お太鼓に~~、


クマちゃん。

うっ、可愛い、可愛すぎる~~。

前の部分はよく見えないかったけど、



わずかに、顔を覗かせて~~。

よ~~く見てみると、これって刺し子してある?

常盤さまの私物ではないかと思わせます。

NHKのものとはおもえな~~、

いやいや。


この帯を見たら満足、というわけにはいきますまい。


7年前?パリに行く恋人と別れるシーンの

後姿。



真珠のかんざしが上品、かつ華があります。

この番組、嬉しいことにきものの後姿が多いのです。

普通、きもの番組であっても、

後ろ姿なかなか映らないんです。

撮る人が知らないのよね、きっと。


きものは後姿でしょ!



お二人の座り姿勢の美しいこと。


これまで何回か拝見して、ずっと、

常盤さまの三八子さんの方に感情移入、

つまり(厚かましくも)同化していたけど、

今回初めて母親の銀粉蝶さまに感情移入。



それもそのはず、この方、ワタクシと同年代、

そうか、年齢的に常盤さまよりずっと近かった

そうか、常盤さまの母親世代だったのね、ワタシ、

と現実に戻る。

それはともかく、

こんな風にこなれた着姿になりたい。


番組は、今回で終わり、残念。

またきものの登場する番組

作っていただきたいものです。


常盤さまこと三八子さまは愛する人と

パリに旅立つことに。


その日の朝。「別れの朝、二人は~~」♬

いえ、これはワタクシの心境。


これまでおおきに。

観光とは違う、

京都に生きる人たちのことが

少しは理解できました。

さいなら。



にほんブ
にほんブログ村


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

黒地バラ小紋~いろいろ変えると違うモンだ

2017-05-14 17:37:40 | きものコーディネイト

 

薔薇の季節柄、捨てるに捨てられない

黒地のバラ小紋があったなと思い出した。

これはおおよそ10年前、

きもの初心者というか、着付けも満足にできず、

NGきものばかり買っていた頃のもの。


サイズは合わず、ただひたすらバカみたいに、

買いあさり~~、

というか本当のバカだった。


袖から襦袢は見えているし~~。

花の帯!

それでも若い~~。

やはりそっちですか。

50代~~。


柄が可愛いので処分しきれず、

そうだ、これ、羽織にしようと

出してみたら、いつのまにか、中継ぎして

袷を単衣に直してあった。

「袷を単衣にする」

解いて自分で洗いましたよ。

バラ柄小紋を自分で洗う&伸子張りの道具」




記憶にございません、いつのまに。

で、せっかくだからサイズ確認のため着用。

しかしまあ、試し着用だから、すっぴんで

着付けもいい加減。

お見苦しいながら、


黒の博多帯。ブルー系レース半襟。

ブルーの帯締め。

帯揚げの出し方もいい加減なら、

半襟も出すぎ~~。


で、これをまた別の日、

近所で食事会があったので、

失敗してもいいやと

今度はちゃんと着てみた。

薔薇の刺繍半襟。

グレー博多帯

帯締め、帯揚げ、帯どめは黄色系。

白のネクタイを伊達襟に。

これはキモノショーの応用。


顔出しして比べてみましょう。

顔出さないとわからないので。

 

光まぶしい~~こともあり顔隠しポーズ。


少し格上げ?

とても着られないコスプレ用?だと思っていた

着物がお出かけ用になった


せっかくだからポーズして?

はい、ぱちり。


きものって、化粧、ヘア、

そして着付けにより変わる

と再確認。

同じきものでも着る場所により、

変化つけると、より楽しめる。

お得なきもの~~。


後ろは前のもの。

こちらはあまり変わらないのが救い~。

 

というわけで

いつも応援ポチ

ありがとうございます。
 


にほんブ
にほんブログ村

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

知人の退職慰労会コーディ・鬼しぼ縮緬&バラ帯

2017-05-13 09:39:52 | ビジネス・半分ビジネス

 

知人の会社さよなら慰労会、

つまり定年退職の会に行きました。

昔、ドラマなんかで定年退職する夫とか父とかが

花束もって帰ってくるシーンを

なんどか見たことがありますが、

遠い、遠い、他人事でした。


薔薇刺繍の半襟です。


父親は商売だったので定年はなし、

マッ、その前に事業はおトウサン。


夫は、その前にわか~~、わっ、聞かないで~~。

誰も聞いてないって、はい。


 あまりの暑さに単衣です。

 


マッ、今回も他人事ではありますが、

ワタクシが出席するとは思いもよらなんだ。

定年ではないけど、何度か、栄転祝い、

部署替え祝いなどに出席したことがあります。

 


池田屋購入のバラ刺繍帯。

ブルーが欲しくて帯どめに。


この時期になると毎年着用のバラ帯。

薔薇尽くし、夢かなうコーディ」で行きたかったけど、

もうあの小紋は若すぎる。

これからだって、夢叶う。

で、大好きな鬼思慕、鬼しぼ更紗縮緬。


後ろはこんな感じ。


 

定年迎えて意気消沈する人。

定年迎えてさあ、これから好きなことするぞと

張り切る人。

 いろいろです。



 派手に去っていく人、

静かに、いつのまにかいなくなる人。

変わらず仕事する人。

こちらもいろいろです。

こういう会は、おOOと同じで、

その人の生き方やら考え方が反映されるもので。

60歳、65歳とまだまだ若い。

これからですよ、これから、です。


はい、私だって、会社勤めならとっくに定年、

なんだなと思うと感無量。


今回は現場ではプライベート写真のみ、なので

いつものカメラは持参せず。


というかバッグに入らない~~。

というわけで、自宅写真のみ。

では行ってきます。


いつも応援ポチ

ありがとうございます。


にほんブ
にほんブログ村

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

これって着物になるかしらん?

2017-05-11 19:19:21 | 手仕事 和裁

 

少し前に大量に購入した麻百%の布。

シーツにしようと張り切っていたのに、

ミシンが壊れた


洗って干しておいたのに。

ミシンって、結構メンドウ、


眺めているうちに、ふと思いついた。

シーツにしてもまだ余る。

それにこの布、手触りがいい。艶もある。

で、合わせてみた。

左が麻。

右は昨年ゲットした綿。

似ているけど、色は木綿の方が

落ち着いているな。

 

同じようなものばかり増えるかなあ。

「パーソナルカラーの謎に迫ってみた」で着用。


150センチ幅の10メートルもあるので、

布団カバーにしてもまだ余る。

布団カバーとおそろいのきもの(笑)。

夏に向けて作ってみよう~~。


久しぶりに手仕事の時間ができたので、

前から気になっていたバッグの修理を。



お気に入りのかごバッグだけど、持ち手の

皮部分がぼろぼろ。

まだ使いたい。

そこで百均で皮の端切れを買ってきて、

そこにぐるぐる巻いて皮用ボンドで留めてみた。

ダイソーには売ってないけど、キャンO~で。



丈夫そうになった。


ついてにスーパー買い物用の

ザザビーのバッグ。

これも使い勝手いいのだけど、

やはり持ち手が。

こちらは木綿のイカットで巻いてみた。



かごバッグ、ついでに二本ある小ぎん帯の

うちの一本を巻き付けてみた~~。

すると、見違える??ように好みのバッグになった。

これから重宝、するかな??


当分、手仕事にうつつを抜かせる、

嬉しい~~

モノは大事に使いませう。

君にいわれたくない、よね。


というわけで、

いつも応援ポチ

ありがとうございます。

 


にほんブ
にほんブログ村
 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「あ・うん」の冨司純子さんと森田空美先生

2017-05-10 18:15:10 | ドラマのなかの着物

 

先日、BSの映画チャンネルを何気なく回したら、

映画「あ・うん」を放送していました。

向田邦子さん原作ですね。

映画を、というより画面の冨司純子さんの

きもの姿があまりにきれいでつい見てしまった。


市松格子に縞の帯。

帯のほうはうまく映らなかった。


冨司さんのきれいなこと。

映画は1989年制作だから28年前。

このとき43,4歳。


わたしは、え~~と、子育てでもっとも忙~、

君のことはいいの、はい。


若いときの彼女もいいけど、このときが

もっとも美しいのでは?

艶やかさの裏の生い立ちー藤純子さん」


40代の女性ってホント、きれい。

もっと大事にすればよかった、40代のワタシ。

君のことはいいの、はい。

 


南京陥落の年1937年(昭和12年)の東京を舞台に

一人の女性を真ん中に二人の男(健さんと坂東)、

ただし女は坂東と結婚しているといったお話。

(役名と役者名が一緒になっているけど)。

健さん扮する門倉は親友の奥さんに思いを寄せている。

向田ファンにはすっかりおなじみです。


紬にやはり紬のベージュ帯。

帯揚げと帯締めを臙脂で統一、というおしゃれぶり。

 

前にも見たことあるんですね。

でもきものに興味がなかった頃で、

向田さんの作品にしてはい、というか、

女性(富司)も、門倉に好かれていることが

わかっているからでしょうか、

どこか媚びがあって、わざとらしい。


「かわうそ」などの作品の辛辣さがない

~~なんて思ってました。


縞紬(木綿?)に矢の字が可愛い。


今回も、戦争中のサラリーマンの奥さんが

着るにはいい着物過ぎるし、

昭和の香りたっぷりのおうちも

懐かしくも素敵だけど、

どこか消毒したようなきれいさ~~。

三角関係とはいえ、あくまでプラトニックの

ファンタジーっぽい。


ちゃぶ台に刺し子の布巾と芸も細かい。


健さん(門倉)の妻役は宮本信子さん。

夫に愛人がいると知って慌ててきもの

着たらしく~~。

冨司さんの格子帯。どちらも帯板なし、だね。

水玉の半襟が可愛い。


ところがドラマのラスト近く、

娘(富田靖子)の恋人(真木蔵人・懐かしい)が

召集されることになって、別れの挨拶に来たとき、

憲兵隊ににらまれた人間は、

生きて帰れないというからな

と、門倉がつぶやく。


これまできれい事だったお話が

びりびりと破けて戦争、現実がいきなり現れる。

舞台は反転、天国が破れて地獄が

垣間見える~~。

ぞっとしました。


新宿の音楽喫茶を「らんぶる」を連想させる

喫茶店。二階に上がったところの、あの席ね。


これまでのファンタジーは、破られるために

あったのね。

だからこその夢物語だったのね。


「~今晩は帰ってこなくていいよ、俺が責任を持つ」

という門倉。

どう責任取るんだ、なんてね。


「さと子ちゃんにとっては今夜が一生分だな」


不覚にも、ここで胸を締め付けられた。


いえ、一生を一晩で生きる女性に、というより、

「戦争反対」で戦争に行く若者のことを思って。

これは「お国のために戦います」と出征するより

何倍も辛いでしょう。


ものすごいいじめと本人の葛藤、

凄惨な死が待っているわけで。


ジャワに「栄転」が決まった夫と同行すると

言う妻。

 会社は倒産寸前の門倉。

 この人たちも、このあと悲惨な人生が

 待っているわけで。


そんなわけで、

涙ぐみながらタイトルバックを見ていたら、

森田空美先生のお名前が。

 


そういえば、森田先生っぽいきものだったよなと。

でも、雑誌などと違い、冨司さん、襟周りなど、

なんと自分流に着崩していらっしゃることか。


この「美しい崩し」、大いに参考になります。


なんだっけ、これ、そう紙芝居!知ってる?

 

健さん、登場しないのも寂しいので。

珍しいオールバックの健さんを。


というわけで、なにかと物騒なこの頃、

戦争、起きてほしくない、

と改めて思った紫苑でした。

 

 いつも応援ポチ

ありがとうございます。

 


にほんブ
にほんブログ村

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ワタシも一緒に「ネコと昼寝」~~群さんの

2017-05-09 18:15:46 | きものの本&本

 

連休疲れで一日お休み。

ベッドに寝ころびながら本を開く。

最高の時間。

疲れが溜まっているので軽い本。

働かないの」(群ようこ・角川春樹事務所刊)の続編

「ネコと昼寝」をぱらぱら。

あっと言う間に読めるのがこの方の本のいいところ。


イラストが可愛い。

 

今回の彼女は、やることもなく所在なげ。

少しでも人の役に立ちたいと

アパートの周りをうろつく不審者を取り締まったり、

ときおり訪れる可愛いネコを

恋人を待つようにひたすら待つ。

 

こちらは我が家の近所のネコ。

たまたまベランダを覗いたら

こっちをにらんでた。


すごいネコ目だね。当たり前です。

ネコだもの。


のんびりとした毎日ながら、私が

気になったのは主人公と同じアパートに住む

33歳のフリーター女性。

「トラベリング」が仕事と称し、

7千円の、窓も台所もなく、

一畳?のベッドの上で暮らす。

三食カップラーメンで過ごす彼女を見かねて

主人公は「まともなもの」をおごる。

33歳ながら、肌は荒れ、吹き出物はできているそうな。

そうだよね、生活荒れると途端に肌あれる。


私自身どん底生活がこれまで二回あり、

20代後半の頃にあまりに腹痛が続くので

病院に行ったら、

「あなたの肌は40代後半」と言われた。

が~~~ん。

それ以来「不幸」にはならないように気を付けている。


気を付けたにも拘わらず、

30代半ばに再度のどん底。

が~~~ん。

だからストレスからの肌荒れ、

他人事とは思えない。

肌荒れメインですか?


娘のオーストラリア土産のパンやらオリーブオイルやら。

春キャベツのスープたっぷり作ってお腹がすいたら

食す一日。

 

この女性、しかし「親が死んだら

 どのくらい遺産もらえるのか」と

 親の遺産頼みの生活。

 そう思って読むと、隣の60代も、

もう一方の隣の若い女性も

 親の財産で食べてる~~。

 

これでは「働かないの」ではなく

 働かなくていいの」ではないの?

ちょっとがっくり。

 

自分の力で切り開くのも面白いものよ。

 ときおり肌荒れるけど。

 やはりそっちですか、はい。


人助けに奔走?する主人公ですが、

例の人を振り回す母親が病気で倒れ、

病院に向かったところ、

義姉からタクシー代を心配され~~。

「この年になって人にタクシー代を

心配されていいんだろうか」と、

今の生活に思いをはせる。

いいんですよ。お金なんて

持っている方が出せばいいのだから、ね、

と言いたいけど、果たして彼女の

「何もしない」ライフ、どうなる??

そんなこんなで読み終わったとは、というか

ワタシもネコと昼寝~~。

こんな日が過ごせる贅沢に感謝。


というわけで

いつも応援ポチ

ありがとうございます。


にほんブ
にほんブログ村

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お、おわったあ、ガックリ、ギックリ腰でおうちきもの・唐桟

2017-05-08 18:01:05 | 暮らし

 

 

や、やっと、終わった

れ、れんきゅう。

毎日愚息の食事やらサッカーのために

山のような洗濯をしていたからではなく、

と書いておこう、

昼間の暑さと夜の肌寒さの温度差の

あまりの大きさに、十何年もご無沙汰していた

ぎっくり腰になってしまった。

キモノショーにいったあと、です。


年重ねたせいでは、断じて断じて、ない。

その証拠に前に比べたら軽症。

前はトイレ這って移動していたくらいだから。

でも、今回は気分転換にきものを着たら?

次の日には軽くなった。


唐桟木綿に博多半幅帯。

前の文庫結び変形?

というか二段片結び?

名前はなんでもいいけど。

この結び方、好き。

「大人の半幅結びにチャレンジ」


帯揚げは百均で買った手ぬぐい。

ブルー更紗。


着物は帯の部分で腰をぎゅっと締めるから、

腰痛にはいいことは、きもの好きには常識。


お陰で着物着ているときには、

普段と変わらず動ける。


で、脱いだ途端に痛い、イタイって言うもんだから、

「~これって、当てつけ?」と愚息。

いえいえ、決して、決して。


単にきものは、いろんな役に立つなあと

だから多少、増えても、ね。


次の日、軽くなったので、早速洗濯。

袖のところの埃に気を付けて

しっかり洗う。

「衣替えをしたら、あら大変単衣が」


じゃぶじゃぶ、気持ちいい。


これから木綿きもの、順番に洗っていこうっと。

このとことずっと洗濯日和で、洗濯ばかりしてる。

でも気持ちいい。

腰痛、そのせいか?


愚息に、散歩のついでにぱちり。

すっぴんだけど別にいいよね。

違うと思っているのは自分だけ、はい。


「~~本当にぎっくり腰?」

「ホントだってば~~、あっ、いたた」


というわけで、

いつも応援ポチ

ありがとうございます。


にほんブ
にほんブログ村

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

きものは究極のIライン。だからきれいに見える

2017-05-07 17:00:32 | おしゃれのルール

 

先にいった東京キモノショー。

ずらりと並んだきものを拝見していると、

つくづくきものはIライン

それも優れたIライン・ファッションであることよのう、

と再確認。


 

Iラインとは、ファッションの世界では

基本中の基本のシルエット。

IラインのほかにAライン、Xラインがありますね。

この基本ラインを守れば

シルエットがきれいに見えるというのは定説。


なかでもIラインは体型を細く、長く見せるので

男女に限らずカッコよく、きれいに見せる。


初心者はまずこのラインからともいわれています。

ぽっちゃりさんでも細見でもきれいにキマる。


ちなみにこれは私の洋服Iライン。

 

洋服でも同系色だとよりすらりとした印象に。


これがきものになると、

もうおなじみですが、



メリハリのない日本人体型にIラインは最適。

それにきものは上も下も同じだから

同系色で縦長に見える。



体型まったく違うけど、娘もやはりIライン好き。

最近ではボンキュッパ(古い?ウエストくびれの

メリハリボディのことです。念のため)の

外国女性もきものに憧れるのは、

このIラインのせいもあるかも?


わざわざウエスト周りに補正してまで

着ますが、それは

すっきりと品よく見えるから。

それでいて、


動くとまたきれい。

お茶の所作なんか、見惚れてしまいますもの。


お茶だけに限らず、



ちょっと手を広げると上半身はAラインになって、

上昇矢印ロケットライン

これでで運気はどこまでもアップ?

顔も小さく見えます。

 

簡単にきれいなラインが作れるきものは

まさに優れもの。


男性だって、

借り写真です。


どんな体型でもカッコいい。

お腹出ているくらいのほうが似合うという

世界ではマレな?ファッション。


きものは、身に着けるだけで差別化できるなあ、

と実感した次第。

だからみなさん、きもの、もっと着ましょう。


で、まだまだあるぞ、きもののいいところ。

少しずつ考えていきたいと思います。


いつも応援ポチ

ありがとうございます。


にほんブ
にほんブログ村

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする