化石

化石と聞くと恐竜の化石を思い出す人は沢山いるだろう

恐竜の化石よりは貝や木の葉の化石の方が一般的だろうか

化石はそれらが地面に落ち、その上に土等が覆いかぶさり、更にその上に堆積が進み、長い年月を経て石化したものだ

地球が誕生して以来、地表が冷めて、陸地ができ、雨が降って海ができて、生命が誕生したと考えられている

その間も(現在も)地表は移動をしていて、隆起と陥没を繰り返している


貝の化石はそこが、かつて海だった事を示し、木の葉の化石は陸地であった事を示している

従って何度も海になっている場所では、地下に貝の化石がある地層が、間をおいていくつもある事は余り知られていない

逆に言えば、地下の地層を調べれば、かつてそこがどのような歴史を経て来たかを辿(たど)る事ができるのだ

化石はそれを示す証拠となる

世界中で同様の調査をすれば、その時代の地球規模の天候や、状況を推理する事ができ、ひょっとしたら未来が予想できるかも知れない

化石にはロマンを感じる