閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

新システム

2010-12-22 15:19:04 | 閃き
私がお世話になっている病院のシステムが変わった

入口を入ってすぐの受付機に診察券を差し込むと、隣のプリンターから受付番号と今日の診療のスケジュールが印刷されて出てくる

その紙のスケジュールに従って採血やレントゲン等を済ませて、最後は受診する科で担当医の診療を受け、料金を支払い、薬を受け取るというものだ

スムーズな進行をするために考案されたのであろうが、人件費の削減も目論んでいるんだろう

処置や検査をする場所に迷わない為に案内用の様々な色のラインが院内の床に巡っていて、まるで外国の空港の様だ

採血室迄は緑のラインをたどれば行けるし、レントゲン室迄は青のライン、内科へは赤のライン、外科は黄色、等など

今日一日は受付番号が私の名前となり、待合室前の大きなモニターに私の番号が表示されたら、診察室や処置室に入って行く

勿論、病院は色々な方が来るので、サポートが必要な方や、理解されていない方のフォローはされている


受付から支払いまで、以前と比べて大変スムーズで早くなったと思うが

どうしても人との関わりが少なくなり、殺伐とした感じがするのは気のせいだろうか

勿論、診療や処置の受付や対処は、担当の方が親切にして頂いているのだが

私はどこと無く大量に峡所で飼育され管理されている家畜の舎を連想してしまった


病や怪我は体が弱った状態なので、なるべく人が携わる安心感みたいなものが、重要ではないかと思う


私もいつか、この病院のシステムに慣れて行くのだろうが、どことなく飼い馴らされている様に感じるのも否めない
コメント
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