閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

人の波

2010-12-18 07:41:43 | 閃き
年末の挨拶廻りの時期になり、夕方頃客先に訪問し打ち合わせと共に年末のご挨拶を申し上げた

その後一緒に食事に行く約束をしていたので、そんな時間になったのだ

この時期の金曜の夜は、何処も忘年会シーズンの様で、大変な人出である

客先にお店の予約をお願いしていたので、スムーズに席に着く事ができたが

店外に順番待ちをしている人達もいたようだ

食事も終わり、もうちょっと飲みましょうかと、いう事になり、カラオケが出来る店へ移動しようと駅前に出ると

ちょうど食事も終わり、誰もが皆同じ考えの様で、カラオケボックスが隣在する一画に向けて人の波が出来ていた

カラオケボックス側も、折角の客を逃すまいと、店名が書かれたノボリを立て、客引きをした様で、交渉成立した団体のグループを引き連れて、波に乗って進んでいた

まるで鮭の遡上の群れに網を打って一網打尽になったみたいだ


2時間後、カラオケを楽しんだ我々の目の前には、駅に向かう人の波が出来ていた

そこには、お腹が空いた人達を待ち受ける様に、ラーメン屋や牛丼屋が並んでいて、誘惑に負けて思わず入ってしまった人達で賑わっていた

まるで潮の満ち干きで変化する潮流の様な人の波に、日本人らしさを見た