閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

クリスマスの約束

2010-12-25 07:41:32 | 閃き
クリスマスといっても、恋人がいたり、子供がいればそれなりのイベントになるだろうが、子供達も大きくなって家を離れ、夫婦二人きりの生活になって、特別な事はしなくなっていた

それでも家族で、ちょっとしたパーティーでもやろうと集まる事になっても、曜日の関係で24日か25日に集まれるとは限らない

別にクリスチャンでも無いので、イベントとして楽しめばよいので、日にちにこだわる事もないのだが

やはりこの日でなければ、という気持ちがどこかにあった

そう思っていたある年のクリスマスイブの深夜

何気なくテレビのスイッチを入れると、小田和正が一人でビアノの弾き語りをして、他人の歌を歌っていた

「クリスマスの約束」という番組だった

オフコースの時代から小田和正はよく聴いていて、好きなアーティストだったので、夢中で見入ってしまった


以来、10年間(?)、毎年欠かさずクリスマスイブの深夜に観ている

クリスマスイブの夜に友達から呑みに誘われる事は絶対と言っていい程無いので

見続ける事が出来たと思う

どんな事でも10年も続けると、当たり前になって、なくてはならないものになる

「クリスマスの約束」は恒例行事の一つになった

若い人達からは「クリ約」と呼ばれて、沢山のアーティストが参加するようになったが

小田和正が手紙を書いて一緒に歌おうと誘っても、誰も来なくて一人で歌ってた、初回の頃も好きだった


クリ約を観ると、何故だか暖かな気持ちになる

曲のアレンジも素晴らしいが、何と言ってもアーティスト達の歌唱力がしっかりしていて、聴いていても気持ちが良い


番組は、なるべく長く続けて欲しいと思っている

クリスマスの約束を結んだようだ
コメント
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