閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

時間

2014-01-24 07:03:43 | 閃き
得意先の開発担当者に面談した時に、珍しく弱音を吐いた

管理している設備が上手く活用出来ず、しょっちゅう故障するので納期は遅れ、修理費は嵩む

計画通りに進まない事と、修理を何度も繰り返す無駄な時間を費やす事の怒りに満ちていた


設備の欠点は判明しているものの、対策方法が見付からない

いっそ別の方式の設備に変更した方が良いと考えているが、社長は取り合ってくれない


更に開発管掌役員の会長からは課題業務が進んでいないと叱られる

時間が足りないと言い訳すれば「時間は24時間ある」と一蹴された


まぁ、会長は本当に24時間働けと言っているのてはなく、時間の使い方を言っているのだろうけれど、次々に予定外の事が発生して担当者は途方に暮れていた


人間は、この世に生命を受けて、どれだけの時を過ごし、どれだけの事を成し得るのだろうか


有限である時間をどの様に消費したのか


60歳まで最大で525960時間、1/3は寝ていると仮定して350640時間

しかもその先はどれだけあるか判らない


何を成したかよりも、どう過ごしたかが大切だと、言い訳してみても

胸を張って答えられない自分がいた