閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

国民の意識の変化か?

2015-08-17 17:52:02 | 閃き
終戦70周年を迎えて本当にありとあらゆるテレビ番組が放送された

特に戦争についての振り返りや、現在審議中の安保法案に関する討論番組が多かったように思う

終戦70周年という年と、安保法案に関する関心とが相まってこういった番組が企画されたと推測する

個人的にも好きなので、久々にテレビ欄にめをやり、日頃見ないテレビをよく観た


特に、どちらか寄りと言われるテレビ局も、今回ばかりはよく観た

それは、他のテレビ局とどう違うのか?どこが同じなのか?を確かめたいからである

その結果、大変面白い印象を持った


テレビ朝日では総じて内閣批判が主題であり、主に反対論者の学識者を招いて何が悪いのかよりも将来戦争に巻き込まれるとか、独裁政治が行われているとかという切り口で番組を進めていた

解説者の考え方も偏りすぎていて、首を傾げる回数も多かった

これは私の意見だけでは無く、妻や末娘の素直な意見も同じであった

他の番組で印象に残ったのは元アナウンサーの桜井氏のコメントに、こういった歴史を含む検証は、心の問題を論じるよりも、素直に事実だけを論じた方が良い、という言葉だった

全く、私も同感である


南京大虐殺や従軍慰安婦、最近では強制動労に至るまで捏造では無いかという疑惑まで現れてくる

戦争は、戦勝国と敗戦国ではその立場が天と地程の違いがある

歯向かう事は死に繋がり、国民を守る為には無条件で了承するしか無い現実を私達は小説や映画を通して感じてきた

フィクションである部分もあり、誇張されている事もあるだろうが、そういった小説や映画が製作される背景は同じであると思う


戦争を知らない世代が半数以上になった現在、国民の意識が変化してきていると、そう感じる

コメンテーターが、子を持つ母親が今回の安保法案についてよく理解出来なくとも不安に感じているのは、母としての不思議な力だと言っていたが、法案に対してそう感じるのでは無く、世界情勢の不安定さがそう感じさせていると思う


こうして、国民がもっと関心を持ち、政府がキッチリと応えて行く国を期待したい



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