閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

やっぱり人だな

2016-01-13 07:32:19 | 閃き
2012年に京都祇園の歩道を歩いていた歩行者7名を軽自動車で次々にはねて死亡させた事件は未だ記憶に新しい

この加害者が勤務していた同市内の和装小物店が破産したとか

原因は従業員が起こしたこの事件によって信用を失ったと記事には載っていた

しかし、記事の中には年商の3倍近い負債があるとのことだったので直接の原因では無いと思われるが、大きなきっかけには違いない


「お客様第一」とか「従業員満足」とかの言葉通り、会社の経営は総合力であるという事が判るが、経営が悪化している状況ではまともな従業員も雇えなかったのでは無いかと思えてしまう

「泣きっ面に蜂」ではないが、事が起きてしまってからでは遅いのだ

会社は善い人材に恵まれるように社風を作らねばならない

善い人材と共に良い商品を作り上げなければお客様に満足して頂くことは出来ないのだ

従って、これらはすべてバランスであり、これだけあれば良いという事は無い

ブラック企業と呼ばれる会社も恐らくそうであると思うが、企業の利益を優先してこういった点に力を注いでいなかったと思う


世の中で営む様々な会社、商店は星の数程存在するが、生き残っていけるのは本当にこのバランスをキッチリ取れる経営が出来ている所しか残れない

バランスが取れない状況では何処かに歪みが生じ、何処かにおかしな所が出てくるのだ

勿論、従業員2~3人の商店と30人の会社、300人の会社、3000人の会社では細かな所では違いはあるものの、根本はおなじなのである


これは会社のお話しだけでは無い

このまま家庭に当てはめてみると、家族それぞれが絆でまとまらなければ何処かギクシャクして不和になる

不和になると精神面に支障を来すので、癒やしの場所にはなれず逆に離れて行ってしまう

家族1人ひとりの世間との関わりを上手くする為にも、先ず家族内の安定が必要なのである

これは遂には自己に帰って来て、自らを修める事の大切さが元の元となる


人それぞれ、性格や行動も環境も違うが、やっぱり人なんだと小さな記事から感じたよ
コメント
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