閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

雪のアクシデント

2016-01-20 16:17:29 | 閃き
朝、早くに出社し雪かきをしていると携帯が鳴った

出てみると若い社員が交差点で立ち往生して困っているという

私はすぐさま社員の救助へ向かった


電話の通り若い写真は交差点の角にハザードランプを点滅させて停車していた

丁度通勤ラッシュの時間帯で、交差点を行き交う車は途切れる事は無い

下手に動くと事故に遭う可能性がある

丁度登り坂になっている方向へは信号で停車した車がスリップして上れず、若手社員の二の前になりそうになる

私は若手社員の車の傍らに立ち、交差点に進入してくる車に大きく手を振って合図を送り迂回を促した


若手社員の車は滑り止めが装着されていないので、一端下り方向へバックして安全な場所へ移動して対策を取る事が最も良いと判断し、行き交う車の間隙を縫うように誘導して少しずつバックさせた

途中、大勢の派遣社員を乗せたバスが通りかかり、信号で手前に停車した

運転手は女性、助手席の男性が「どうしたいの?」を声を掛けてきた

「登れないので下がらせているんです。申し訳無いが少し迂回して進んでください」と叫んだ

しかし、バスの停車した場所の路面は既にアイスバーンと化していたので、スリップして動かない

しかも、不慣れな運転で思いっきりアクセルを踏んだのでテールが路肩側に流れ横を向くように路肩に接触しそうになる

バス一杯に乗っていた派遣社員達は全員バスから降りてバスを押してアイスバーンを乗り越えていった

バスを押した派遣社員達は又、ぞろぞろとバスに乗り込むのだが、こちらに向かって「謝罪は無いのか!ご免なさいという言葉を知らないのか!」と野次った

確かに交差点近くにやむなく停車している若手社員の影響もあるのだろうが、明らかにバスの女性運転手の未熟な運転ミスである

その証拠に、我々は事前にすべての車に合図を送っているし、バスが近づいた時には停車していたので、直接影響は与えていない

運悪く信号で停車した場所が悪かっただけの話なのだが、状況が判らない派遣社員達はこちらの影響だと決めつけている

若しくは、自分のミスを認めたくない女性運転手が若手社員の車のせいにしたのだろう

運良く!?後続のタンクローリーがスリップして立ち往生し、道路を封鎖したのでその隙をみて無事安全地帯へ誘導した

全く、雪の日はアクシデントが付きまとうね