閃き

変化も気付く事も無い平凡な毎日の中にきっと閃きがあるはず。閃きを求めた記憶

引越

2016-03-10 06:42:59 | 閃き
長女一家が引越の準備を始めて遂に大きな荷物を運び出す日がやってきた

家の中にはおびただしい数のダンボール箱の山が出来ている

一家の生活が移動するだけでもこれだけの荷物が必要なのかと改めて考えさせられる


結婚して我が家にやってきた時には2人だったのだが今は4人になっているとは言っても本当にこれだけの荷物が必要なのかは疑問である

数年経てば又帰ってくるのだし、火急に必要で無いものは置いていくのだろうけれども、それにしても大量の荷物である

家電製品は元より食卓のテーブルや椅子、食器棚クローゼットなどは引越の移動と兼ねて壁収納タイプのものを購入している

簡単な組立式の収納ボックスなどは本当に必要であれば新たに購入しても良さそうなのだが、そういった類いのものまで運び出せる様になっている

これでは本当に住居を移すという引越に匹敵する


生活をして行く中で段々とものが増えて行く事は当然である

今まで、興味があったが購入出来なかったものも購入出来るようになったり、その時の状況に応じて購入したものなどもある

並べられたものの中に、これは私には不要だな、と思わせるものが沢山あった

歳を重ねると欲しいものが無くなるのだろうかとも考えたが、単に興味が沸かないだけなのかもしれない

しかし、この点が大きな違いで物欲が無いという事は物も増えないし、お金も出て行かない

どうせいつかは捨てることになるから勿体ないという感覚が顔を出すのだろう

老い先短くなって行く事が身に染みて自覚できる物なのだろう


今月の末には又妻と2人だけの生活になるので、寂しさも募るのだろうけれども仕方の無いこと

荷物と共に元気よく送り出してあげて、帰って来た時の喜びを予測しよう
コメント
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