桜の開花宣言が聞かれ始めました。
ソメイヨシノではない品種のものはとっくに満開になっているのもあるわけで、ソメイヨシノの開花に特別の意義を与えるやり方はいつ頃からのものなのでしょう。
古来から自然にあった山桜にした方が日本の自然に合っていて良いような気がするのですが・・・。
先日訪れた飯田山常楽寺の桜はもうみな満開の状態で、訪れる人とて少ない山里の寺のやや薄暗い境内に、そこだけ白い霞がたなびいているような景色を目の当たりにして、不思議な気持ちにさせられました。
さて、我が家の庭梅も開花宣言をとっくに過ぎて散り始めています。
ふと鉢の草花に目をやると、な~んと春の花が咲き始めておりました。
咲く時期を忘れていた頂き物の「忘れな草」の花。
それに有ることすら忘れられていた「春トラノオ」・・・(猫の尻尾より短い)。
紅葉が落ちて、しばらく屋外の隅っこにやられていた「花梨」と「もみじ」にも、小さな若葉が芽吹き始めて定位置にカンバック。
あれから三回目の春、東北の桜便りも早まるのでしょうか。
「凛と咲け 三春の里の 滝桜」
たしか株分けされた三春の滝桜はここ熊本の地で今年も咲くはずなのですが・・・。