配偶者の親戚筋から頂いたものですが、鉢植えの椿が咲き始めました。
黒椿という珍種も有ったのですが、残念ながら夏場に枯らしてしまって今年はありません。
「こんなに咲きました」などとカメラで撮って送ったりしていたのに、悪いことした気分です。
ちなみに、これが「黒椿」・・・・でした。
別に黒くはないじゃないかと突っ込まれそうですが、・・・・黒だの青だのと極端な色は難しいらしくて、これでも許容範囲というところなのでしょうね。私的にはチョコレート色くらいの命名にしとけば良かったというのが本音ですが・・・・。
こうして椿など鉢植えで花を咲かせてくれるのですが、もう十五年ほど前からある「花梨」の鉢植え2鉢は30㎝くらいの樹高で全く花を咲かせません。
3年ほど前にそのうちの1鉢を地植えにしてみたら、みるみる大きくなって3メートル近くになり今年は数個の花芽を着けました。
開花を今か今かと待って、取り敢えず1個開いたので写しました。
この花が上を向いて咲くとは知りませんでした。
脚立を持ってきて上方から写すはめになってしまいましたが、雨だの夕方だのには花が閉じて朝になると又開くということを繰り返しているようです。
花の寿命もけっこう長く、もうかなりの日数が経っているのにまだ一個も萎んだり落ちたりしていません。
なかなか可憐な花ですが、これで実でも成ってくれたらもう言うことはありません。
花を楽しみ、新緑を楽しみ、実が成るのを楽しみ、最後に食べて楽しむ、何度も楽しみがあるこうした実の成る植物を植えておくのも悪くないなと思うようになりました。
ここで一句いきましょうか。
「美しき ボケという名の 花も有り」