カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

梅雨が終わるころやっと屋根工事?

2017-07-12 09:43:17 | 熊本地震
 隣家の新築工事でやっと屋根材が被せられた。

 耐水の遮断層の役目を果たすシートが施行されていたので雨水が漏れる心配はなかったのだろうが、素人目には奇妙な作業工程だった。

 梅雨の豪雨が一息つく頃に屋根材が被せられ始めたからだ。

 

 茶色っぽくて、薄く軽いのが売りの屋根材で、地震に強いという話だ。

 地震前の鬼瓦やシャチホコの乗った屋根が崩れて、殆どが我が家の庭に落下して撤収に苦労したので、「今度は迷惑が掛からないように軽い素材にしました」と隣の若主人は言う。

 

 「やっと屋根が乗って一安心ですね。それにしても何で梅雨の間そのままにして、梅雨も空けそうになる頃になって被せたのでしょうね。余程防水層に自信があったのでしょうかね?」と施工の工程に首を傾げたら、相手の方は私の言うことが理解出来なかったらしく、反対に首を傾げられてしまい近代工法の進歩への理解が足りないのは私の方なのだろうかと思った。

 近所でも何軒かが工事中で、あらゆる工務店の建築展示場の様相を呈している。

 どんどんと工事が進んでもう住んでいるお宅もあれば、隣のように1ヶ月くらい何の進捗も無くいきなり再開されるところもある。

 隣は近くに設置された仮設の店舗で仕事をしている。

 

 食堂や居酒屋、お茶屋に理髪店などがテント創りの雑居店舗で、営業している。

 ところがこの店舗は今年の9月頃には撤収の予定らしい。

 それまでに店舗兼自宅を再建したいというのが隣の主人の希望なのである。

 屋根が被ってここ数日、またもや隣はシ~ンとしている。

 建設の槌音がドンドン・ガタガタ、作業員のワイワイガヤガヤが連日に亘って続いても、早く進めて早く終わらせてくれと我慢するが、何にもしない日がこんなに続くと、9月の仮設店舗閉鎖との兼ね合いは大丈夫かと余所事ながら心配になる。

 それにしても、被災者の仮設住宅の入居期限が2年だの、仮設店舗が2年にもならないうちに閉鎖だのという話を聞くと、自助努力を促すためのお上の施策としか思えず、心寒い思いがする。

 
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