カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

熊本城の野鳥園(その1)

2018-01-22 11:02:55 | おでかけ
 熊本城の野鳥園のサザンカの綺麗な写真が新聞に紹介されていた。

 例によって「行ってみようか」となるのはいつものこと。

 

 熊本城は天守閣近傍は今でも立ち入り制限中だが、野鳥園なるものは初めてのこととて場所さえ分からない。

 野鳥が来るくらいなら木が生い茂ったところだろう、などと適当に当たりを付けるものの回りは結構木ばっかり。

 ボランティアの案内係に訊ねたら、お城の敷地内ではあるがかなり西の外れに位置するらしい。

 

 日差しさえ遮られるほどに木々が密生した一角に野鳥園の案内板があった。

 沢山の木々の中に確かにサザンカの木が目立つ場所があった。

 小さな子供を2人つれた女性がいるほかは人影はない。

 

 日当たりの加減か地面はほぼ苔むしていた。

 野鳥の鳴き声は木の上から盛んに聞こえるのだが、姿を見ることは出来ない。

 野鳥の観察はそれなりの根気や観察用具が必要なのだろう。

 気の毒に思ったのか「セキレイ」が一羽苔むした地面に舞い降りて、エサを啄んで見せてくれた。

 

 鳥の声を聞きながら、本日のメインイベントはサザンカの落ちた花びら撮影であることを思いだした。

 新聞の写真と同じ場所で撮影してご満悦という、あまりにも軽いノリなのである。

 野鳥園のある場所は、隣接する護国神社や藤崎台県営野球場への連絡通路脇で、何度か通ったこともあるのに見向きもしなかった。

 多分殆どの人がそうなのだろう。

 訪れる人の少ない静かすぎる雰囲気が野鳥たちにとっては天国なのだろう。

 「花が散るとうとう本音言わぬまま」

 
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コメント (2)
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