昨夕のあの千変万化の夕空を当てにして、歩きに出たがそうは問屋が卸さなかった。
時間も雲の状態も、同じというわけもなく、違って当然だったのだが・・。
(夕暮れ)
少し前ならば、赤やオレンジに輝いていたはずの雲も黒くなっていた。
台風の影響もあるのだろうか、田んぼの稲葉が波のようにそよぐ強い風が時折吹いた。
(月の出)
東の里山から、月が昇り始めたのでしばし眺めていたら、とても大きな真ん丸な月だった。
これって、ひょっとしたら満月かと、盛んにパチリ・パチリとやったがボ~ッと縁が霞んで鮮明でない。
夜間モードを使ったら、フラッシュで手前の田んぼの稲だけがやたら鮮明。
(田んぼの月)
それではと、山から出る月をアップで撮したら月だけが鮮明で山が写らない。
(山から出た月のつもり)
簡易なデジカメなので、これ以上の望遠だと手ぶれで変な写真ばかり。
照明をつけて草野球の練習をしていたので、ナイターの灯りを当てにオートモードの自然光でパチリ。
(風に波打つ稲と月の出)
稲の方は何となく、風でなびく雰囲気が出たが月の方は相変わらずボ~ッとしている。
汗をかかないつもりの歩きだったが、帰宅して家のカメラで撮りなおそうと帰路を急ぐ。
雲の状況によっては、帰った頃は雲の中なんてことも・・あり。
(満月のつもりの月)
帰り着いて早速カメラを持ち出し、近くの駐車場の電柱にカメラを押しつけて撮影。
なにしろ望遠だと手ぶれでまともに中央に納まってくれない。
3枚撮して、やっと端っこが切れていない1枚が撮れて引き上げる。
新聞で調べると、月齢14.4とある。
やった~満月だ、と思いつつ念のためネットで調べたら、明日が月齢15.5で満月とある。
15.5なら過ぎてるだろうと、文句を言いたくなったが、コンマの差で負けた。
ただ、雲がかかることもなく月は夜通し輝いていた・・・筈。
「夏深し話の接ぎ穂空仰ぐ」・・・しろ猫
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます