謹賀新年!!
午前零時をもって、新年のセレモニーを行うのが通例だったが、今年から止めることにした。
夜中に屠蘇を飲んり食ったりは、寄る年波から身体にも良くないし第一面倒くさい。
それでも、子供達がいる頃はちょっとした楽いセレモニーではあったのだが・・・。
(我が家の初日の出)
早く寝たので、初日の出よりずっと早く目が覚めた。
里山から朝日が昇るのを待って、カメラを構えたら手前の蜘蛛の巣のような電線がかなり気になった。
それでも、電線に引っかかることもなく太陽は無事に昇った。
雑煮を食べ終わり、茶柱のたったお茶を啜る頃は、太陽は燦燦と降り注ぎ、近年珍しい元旦の日和となった。
(阿蘇の山々と青空)
初詣を兼ねて歩きに出た。
空は、雲一つ無い日本晴れ、こんな元旦は珍しい。
直ぐ近所の氏神様と、ウオーキングコースの途中にある木山神宮を参拝することにした。
氏神様(惣領木神社)に近づくと、スピーカーの大きな声が聞こえ始めた。
〇〇党の議員らしき人物が、鳥居を背に原稿棒読みの演説中で、煩いので取りあえずスルーして後で詣でることに。
(木山神宮)
先に訪れた木山神宮は、地震で倒壊したが、神殿は昨年末に再建されたばかり。
拝殿は今年から再建工事が開始される予定。
参拝客が三々五々と訪れていた。
この後、川沿いを下って元の氏神様へと向かう。
(初春の小川)
湧水の小川は、水草が揺らめき、小さな魚が群れを作って泳いでいた。
所々に芹を採った跡らしい痕跡が残っていた。
たった一日違いで、暮れの冬の小川は初春の小川に早変わりである。
呼び方を変えただけで、小川の見え方まで違ってくるから、言葉も馬鹿に出来ない。
(惣領木神社)
ぐるりと回って1万歩を超えた頃、最初にスルーした神社に着くと、もう演説は終わって静かだった。
鎮守の森も、右側が極端に直線的なシルエットで、道路拡張の犠牲になっていることが判る。
田舎の町ではよくある例で、よく見かける光景だから珍しくはない。
参拝を終わったところで、神主がお祓いの御幣を頭上で振り始めた。
その刻まれた紙の一片が、千切れてヒラヒラと舞い降り、私の髪にピタッと乗っかった。
「あ!すみません」と神主。
「これはまた、今年は運が向いてきそうですね」と私。
「そうですね、そう思って頂けると有り難い」と言いながら、髪の毛から御幣の紙を摘みとった。
その話を相方にすると「記念にその千切れた紙を頂いてくればよかったのに」と言う。
成るほど、喜んだ挙げ句頂き物までモノにしようとは、上には上が居たものだ。
まあ、茶柱・日本晴れそしてお祓いの一件と、今年は春から縁起が良いことにしておこう。
「神の目で見れば人間どものこと」・・・しろ猫
明けましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い申し上げます。
雄大な阿蘇‼️
綺麗ですね。
素敵な年に成りますよう祈り上げます。
本年も宜しくお願いします。
正月早々なんか運が向いてきた感じで、去年の宝くじを確認してみたら、下1桁が2枚も当たっていました。素敵な年になればいいのですが・・。