年末から年始にかけて晴天が続いたが、ここに来て下り坂の模様。
九州南岸の前線の状況によって、雨または雪それも状況により湿った大雪になる可能性もあるという。
気象予報士泣かせの気圧配置と前線のなせるわざらしい。
機先を制して、降らない前に歩くことにした。
(霞がかかった田んぼと里山)
町の直ぐ南の里山も霞が掛かっていた。
田んぼの右端の黒い部分は、一月第二日曜の「どんどや」のために集め始められたもの。
前日に、町内毎に竹や藁を組んで高く積み上げ火が付けられる。
このコースを歩くことに決めたのは朝刊の記事が発端。
地元の新聞に掲載された一枚の写真が気になって、雨が降る前に歩くことにした。
(新聞に掲載された白鳥の写真)
説明に依れば、3日の早朝にこの田園地帯で撮影されたものだという。
冬鳥で、首などにまだ灰色の羽根が残る若いオオハクチョウだという話。
あれ~♪、あの鳥はやっぱり白鳥だったのだ。
(12月:最初に撮した白鳥らしい大きな鳥)
たまたま、堤防から見かけてパチリ。
この時は1羽しか見えなかった。
(2日目に撮した2羽の鳥)
場所的には少し移動していたが、2日目は2羽で羽根を休めていた。
1羽なら越冬も大変だろうと思ったが、ペアならなんとか励まし合いながら過ごせるかもと思ったりした。
(3日目に出会った2羽の鳥)
3回目に出会ったときも、少し場所を移動していたが一羽は岸辺の砂利の上で、もう一羽は水の中に立ったまま羽根の間に首を突っ込んで休んでいた。
完全なリラックス状態だったので、ここで越冬する気かと喜んだ。
丁度その頃、カワセミも別の小川で見つけたので、交互に確認のため歩きに出たものだった。
1羽は白色だが、もう1羽は羽根がやや灰色がかっていて、白鳥ではないかも知れないと思ったりした。
ただ、名前も知らない大きな鳥は、その後何度訪れても姿が見えなくなっていた。
ところが何と、今朝の朝刊で再会することになった。
新年を迎えた3日早朝の朝ぼらけの中を飛ぶ2羽の姿が写っていた。
で、今日は午前中から早々に歩きに出たのだが、もちろん逢えなかった。
まあ、その方がいいだろう。
時期が来て北へ旅立つまで、目立たぬところで平穏な日々を送って欲しい。
「ワクチンも接種して行け渡り鳥」・・・しろ猫
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます