カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

猫の8回目の命日

2019-01-30 19:42:51 | おでかけ
 今日は亡くなった「しろ」君の8回目の命日である。

 町外れの小高い丘の中腹の日当たりの良い場所に眠っている。

 室内飼いで、しかも1頭だけの生活だったので寂しかっただろうと、沢山の猫たちと一緒に祀って貰っている。

 

 例によって沢山の花等が供えられていた。

 駐車場には数台の車が駐まっていて、今日も葬儀が執り行われている様子だった。

 猫が亡くなってからの年数は、私の手術後の年数と一致しているので覚えやすい。

 どちらかというと、猫が亡くなってからの年数の方を覚えていて、その4日前に私が退院したことを逆算して思い出すという具合。

 

 18歳と11ヶ月、あとちょっとで人間の言葉が喋れるようになる年齢の少し前に逝ってしまった。

 19歳になったら、人間と会話が出来るようになるかも・・・というのが、当時「ぐうたら猫の見聞録」というHPを立ち上げて10年以上に亘って書き綴ってきた中で、私が物語的に想定していたことだ。

 当時はブログなどという手段がなくて、HTMLの約束に従った記号を文章の前後に付けたり、改行をするたび所定の記号を付記したりしたものだった。

 ややこしかったけれど楽しい作業ではあった。

 便利さで得るものの裏には、ある種の楽しさが失われていることにも気づかされる。

 去年のブログには、PSAの数値が上がっているのでCT等による再検査を受けることを書いている。

 そして、一昨年につづいて2度目であることも・・・。

 今年も2月の初旬に3度目の検査を受けることになっている。

 しろの命日の話から始まるこの日の記述は、ここ3年というもの同じ状況が書かれている。

 再発や転移がないのなら、年に一度の精密検査など別に苦にはならないが・・・。

 相方と私に看取られながら、悠然と死んでいった猫の心境に到達するのはまだ遠い。

 「時が去る生きる速度が追いつかぬ」

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