カンチャン狂騒曲

日々の事をあれこれと、大山鳴動してネズミ1匹がコンセプト。趣味さまざまなどを際限なく・・。

「蚊」と「ダニ」が出てこない夏

2020-08-20 09:52:16 | 日常あれこれ
 今年は例年と違うと大いに気づかされたことがある。

 コロナ騒ぎは別格として、ある「虫」がいないということである。

 その虫とは、「ダニ」と「蚊」。

 我が家では、憎っくき二大巨頭だったが、今年は忽然と姿を消した。

 子供の頃は、ハエが威張っていたが、ノミが駆逐されやがてハエも家の中では見かけなくなった。

 食・住や地域全体の生活環境が変化して対応できず駆逐されたのだろう。

 その中にあって、「蚊」と「ダニ」は頑強だったのだが・・・。

 
 
 
 (家の周り)

 地震の後、家の建て替えが進み、家の周りはアパートや舗装された庭ばかりの家が目立つ。

 以前のままで復旧している珍しいタイプが、我が家なのである。

 鉢植えや花壇程度の緑りなのだが、井戸の付近など「蚊」の天国で夏の水やりは「蚊取り線香」が必需品。

 相方は、洗濯物を干すにも取り込むにも、先ずはモクモクと蚊取り線香を狼煙の如く焚くところから始めていた。

 ところが、4月~5月頃には例年通り、しつこい蚊の攻撃を受けていたのがパッタリ止んだ。

 特に梅雨が終って、いよいよ水まきが本格化する頃には、素足・半袖・半ズボンでも全く刺されない。

 それと時期を同じくして「ダニ」も刺しに現れなくなった。

 
 (ダニ捕りマット)

 去年は、ダニ捕りマット・除燻剤など煙モクモク・粉をパタパタ、挙句は大きなビニールに布団まで入れて、炎天下に干したりした。

 それでも、効果は一時期で直ぐダニは盛り返してきた。

 手足から体中をダニに食われて、痒いは跡が残るはで散々だった。

 今年も4月頃に2~3か所食われたので、去年大量に買い込んだダニ捕りマットの残りを引っ張り出した。

 2個を敷布団の下に突っ込んだが、効果はあまり期待していなかった。

 ところが、それ以降ダニがまったく襲って来なくなった。

 去年は「対ダニ作戦」などと大袈裟過ぎるほど、駆除を展開して駄目だったのに今年はマットが2枚だけ。

 これで駆除が出来る筈はないので、きっとダニを取り巻く環境の何かに異変があったのだと思う。

 「蚊」と「ダニ」は早い時期に一度表れて、その後姿を消している。

 現れ方も消え方も、時期までが奇妙に一致する。

 その代わりに、空中を飛ぶとしか思えないような超極細の「蟻に似た虫」がチョロチョロするようになった。

 先日は、就寝中に「百足」が顔の上を二度横断して、大騒ぎしたことがあった。

 相方の友人が勧めてくれた、「百足」「蟻」侵入防止剤を、家の周りにぐるりと散布した。

 以来、警戒だけは怠っていない。

 我が家では虫の生態系が変わりつつあるのだろうか。

 ただ一つ気になるのは、コロナの第2波と「ダニ・蚊」の消滅が期を一にしていることだ。

 長梅雨でダニには絶好だった筈の季節も現れず、普通は夏場は消えるウイルスが第2波で猛威を振るう。

 今までとは、違った状況が展開中だが、昆虫やウイルスの世界にも異変が起きているのだろうか。

 なんともはや、世の中はプラス・マイナスでなるようになっているのかも・・・。

 「いつの世もカタストロフは突然に」・・・・しろ猫

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