曇りがちなので日中に極端に汗をかかない程度に歩いた。
体育館の駐車場に車を駐め、付近の集落や川沿いの道である。
(木山川)
町の南部を流れる木山川は、とても澄んだ水が流れていた。
先日までは、田植えが一斉に行われてとても濁っていた。
この時期は致し方ないことである。
底の魚まで見えるようで、男の子2人が大声で笑いながら潜っての魚採りに興じていた。
(可動堰)
すぐその上流にはスチール製の可動堰があって、田んぼへの用水路に水を引き込んでいた。
性能のいい堰らしく、下流にはまったく漏水はない。
ところが、子供達が潜っていた場所は、この堰のすぐ下流で、水はそれなりに流れてる。
思うに、堰の下を伏流してその下部から湧き出している水も相当にあるようだ。
砂や小石に濾過されて、普通よりも更に綺麗な川の水になっていた。
子供の頃に、故郷に似たような場所があって、堰の下流の綺麗な水で遊んだことを思い出した。
(故郷の山)
たまたま、手前の台地の向こうに、遠景として故郷の山(鞍岳)が見えた。
故郷の川を思い出しているところに、故郷の山が見えたのでついパチリ。
見る方向が少しずれているので、子供の頃に見慣れた山とは形がかなり異なっている。
山の正面は、子供の頃から見慣れた方向が正面なのだ。
そう言う意味では、昔から四周を見渡して、存在していた山はみな自分に正面を向けていたことになる。
どうでも良さそうなことを、考えながらボチボチ歩く。
(夾竹桃)
(ボタンクサギ)
「夾竹桃」は直ぐわかるが、「ボタンクサギ」は花の名に詳しいサイトで承知した。
(イガ栗)
栽培種の栗だろう、沢山実をつけて立派に育っている。
栗の栽培は結構手間がいって、放置すると虫にやられるので大変そうだ。
梅雨明け宣言は聞いたが、蝉の鳴声をまったく聞かない。
昨日は、田舎の墓掃除作業に参加したが、道中の街路樹からクマゼミの声が聞えていた。
ただ、煩いほどの声ではなくて耳を澄ませば聞える程度の控えめな鳴声。
蝉の世界では、まだ本格的ではないフライング気味の蝉なのかも知れない。
台風も接近中で、蝉も出そびれているのだろう。
「梅雨明けを迷った蝉のフライング」・・・しろ猫
素敵な散歩道ですね。
鞍岳は、博多の叔父とドライブの序でに登ったことがあります。
素晴らしかった展望とリンドウの花を思い出しています。
竹千代 拝
世の中結構狭いですね。
鞍岳の名を知っている人も少ないのに、登ったとは恐れ入りました。
展望とリンドウとくれば正真正銘の登山証明です。
春は馬酔木の花が一杯咲きます。
竹千代さんも富士山とともに、頑張って下さい。