今日は中3クラスで三者面談を行いました。
この後、学校での三者面談で志望校決定となるため、一応今回が最後の面談になります。
ただ、生徒によって、必要があれば、倍率発表後であっても面談をするつもりですが。
今日面談した生徒たちは、比較的、テスト前に熱心に勉強をする生徒たちで
成績もそれなりの生徒が多いので、そんなに手こずらないだろう…と思っていたのに
そんなこともなく。
とにかく、ほとんど勉強らしい勉強をしていない生徒が多かった。

部活もないのに、学校から帰ってきたら何してるの?ときいたら、
「寝てる。
」
いくらなんでも寝過ぎでしょ…。

あとは、1日3時間はゲームとか、寝る間を惜しんでゲームとか、とにかくゲーム中毒。


「勉強も30分くらいはしてる!

」と言い張ってたけど、実際はどうだか。
上の空の30分なんて0分と変わりませんよ。
合格確率70%というビミョ~な数字をとり続けていて不安にならないんだろうか…
と逆にこっちが不安になるくらい危機感がない生徒が多数。

唯一、模試で県内5番以内に入っていたトップの生徒は
「毎日最低でも3時間は勉強している

」と言っていました。
(そのくらいやるようになったのは秋口以降かららしいですが)
そもそも中学校の学習内容なんて、そこまで難しいわけでもないし容量も無限というわけではないので
それくらいやれればだれでもトップクラスの点数を取れると思いますけどね。


つまり、学校や塾が「これくらいはやってください」と言ったことをやれるかどうか。
アタマの善し悪しは二の次です。
それから、意外だったのが、志望校があいまいな生徒がまだけっこういたこと。
これは、保護者の希望(行かせたい高校)がハッキリしていて
本人がそれに反発しているパターンが多かったです。

親が薦める高校がいちばん自分に向いていると気づいているくせに
親のいいなりになるみたいでイヤ、というのが我々にはミエミエ。まあ、立派な反抗期ですな。

他にも、兄姉が行った学校をなんとなく、とか、対抗心で兄姉より1ランク上の学校をあてつけで、とか
よくよく話を聞くと、特に行きたいわけでもない高校名を第一志望欄に書き続けていた生徒が
複数名いたことが今になって発覚しました。

だからといって、他にどうしても行きたい高校があるわけではない、というのが困ってしまいます。
でも、本当に困るのは、我々大人たちではなく本人自身。
動機はどうあれ、結局通うのは自分なんだし
親のために高校に行くわけじゃないってことをよく考えて選択してほしいです。
残された期間はあと3ヶ月。
人生最初の分岐点で後悔することがないように、しっかり悩んで自分で決めて全力を注いでほしいです。