白雲去来

蜷川正大の日々是口実

友の倒産、私は甲斐性なしの父さん。

2009-10-29 22:37:43 | インポート

十月二十八日(水)曇り。

 朝、学校へ行ったはずの上の子供が、昼に帰って来た。随分早いと思えば、インフルエンザで学級閉鎖とのこと。来月の三日まで自宅待機だそうだ。こんな陽気の良い時期に、学級閉鎖となるのだから、本格的に冬になったなら、一体どうなってしまうのだろうか。先週は、下の子供が学年閉鎖で、今度は上の子供だ。このままでは、大変なことになりそうな予感がする。

 午後に、私の友人で不動産業を営んでいるN氏から、「報告がある」と言って我が家に来た。何の話かと思ったなら、不況で会社を閉鎖し、少しはなれたところで、再起を期す、との報告であった。従業員を抱え、会社の家賃や経費などをやりくりしてきたが、もう限界と、話していた。慰めの言葉もなく、ただ頑張れと、帰って行く、彼の後姿を見送ったが、世間の風は相当厳しいのだろう。こちらは、長い浪人暮らしで、生きた父さん、ではない倒産人ようなものだから潰れようもないが、厳しい風向きは一緒である。元気で頑張っている事業家の皆さんのご支援で生きている私にも、この不況は人事ではない。しかし、今は、恙無く生きているだけで良しとしなければならない時代なのかもしれない。

 体調がイマイチで、夕方医者に行ったきり、ずっーと家にいた。みぞおちの辺りに違和感が続いていて、酒を飲む気になれず、おとなしくしていた。

Photo ※展転社の新刊本です。宜しくお願い致します。


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