十月四日(日)曇り。
午前中は、事務所にて、機関誌の発送の準備。その時に、テレビから中川昭一氏が亡くなったとの速報が流れて驚いた。自民党も悪いときには、悪いことが重なるものだ。自民党の中にいる好きな政治家の一人だっただけにとても残念である。ご冥福をお祈りいたします。
終了後は、東京行き。お世話になっている方に、野村先生の十七回忌のご挨拶。時間があったので、近くの書店にて、曽野綾子さん「言い残された言葉」(光文社)を買った。
夜は、植垣康博氏の門下生で、群馬で鮎の簗場(やなば)の手伝いをしているS君と待ち合わせ。S君は、植垣さんの門下生であるが、コミュニストではない。どちらかと言えば大陸浪人的な志を持った、二十八歳の青年である。昨年ぐらいから、沖縄のある島で、サトウキビ畑を手伝いながら学んでいる。今回も、島で役立てるために、溶接工の講習を受けにきているとのことだった。
六時に、井土ヶ谷駅にて待ち合わせて、我が家の家族と共に「清水苑」へ。盛り上がって、「黒霧島」の四合瓶を一本空けて、十時過ぎに、再会を約して別れた。いい酒で、中破・良飲。