白雲去来

蜷川正大の日々是口実

嫌なことばかりですネェー。

2009-10-09 00:39:26 | インポート

十月八日(木)雨。

 超大型の台風が来るとか。野村先生ではないが、俺に是非を説くな、激しき雪も、雨も、風も好きだ。海も、凪のときよりも、白波が立っているほうが海らしい。とは言っても,我が陋屋は、風雨が激しいと雨漏りがするので、気を許せない。

 朝、風雨が激しいので、愚妻をバス停まで送って行った。子供達は休校である。学校が休みなのだから、家の仕事をしなさいと、二時間ほど家の掃除にコキ使ってやった。ご褒美に昼食は、ファミレスへ。その後、事務所に行き、機関誌のバックナンバーの整理。

 先日、今まで使っていたスキャナーがイマイチ良くないので、思い切って新しいものに変えた。機種はエプソンのGT-X820。前のものは、もう六年も前のもので、どうも納得しなかったが、さすがに新しいものは解像度が違う。嬉しくなった。しかし、前のもので取り込んだ、機関誌の表紙を結局、もう一度取り込まなければならないので、メンドクサイ。

 しかし噴飯ものなのは、光母子殺人事件のルポを書いた作者に、被告の元少年の弁護団が、実名を公表したことに対して、出版差し止めの訴訟を行なったというニュースだ。まだその本を読んではいないが、タイトルから見れば、加害者の少年に同情的な本のように思える。事件当時は、少年であっても、現在は二十八歳とのこと。実名を報道されて都合の悪いことなどあるのか。笑わせんじゃネェーよ。と言った感じがする。あのような残虐なことをしておきながら、名前を公表されて都合の悪いことなどあるのか。加害者の人権などよりも、被害者、遺族の人権こそ大切にされなければならない。正義はどちらにあるのか・・・。

 民主党の政権になって、我々民族派は、明確に反体制の側に立った。各個撃破に目的を置くべきと思う。村山談話を「言葉よりも行動」と発言した、岡田外相、正に国家獅子身中の虫であると言わざるを得ない。堅牢なダムであっても、小さな穴が開けば崩壊することもある。その小さな穴を開ける努力を我々は行なわなければならない。

 二十日は、野村先生の十七回忌である。晩年、先生は、「俺はもう日本の明日を見たくない」と言っておられた。その気持ちが良く分かる。

 「黒霧島」相手に、一人慷慨の酒。しかし「酔中在真」。


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