十一月二十七日(金)曇り。
昨日、「消されたヘッドライン」というDVDを観て、寝たのが三時近かった。六時半にやっとの思いで起きて、子供の学校の弁当を作った。メニューは、厚焼き玉子、ウインナー、牛蒡のサラダの三品。最近、厚焼き玉子を作るのが上手になった。私は、サバの味醂干しに、熱海で買った「のりクラゲ」とキノコのみそ汁で朝食を済まし、お天道様と堅気の衆に、「スマン、スマン」を三回繰り返してから、また布団に入った。
起こされたのは、防共新聞の福田邦宏さんからの電話。福田さんは、戦時中のポスターや歌、あるいは、福田素顕先生が戦前戦後に出した機関誌のデーターベース化を図っていて、私も色々とアドバイスを受ける。先日も、熱海の会合で、私の持っている戦時映画コレクションの中から、「アフリカの星」と「U47出撃せよ」をプレゼントしたら、お返しに、ナチスの戦時ポスターのデーターを頂いた。ふふふ、これが中々良いものなんですネェー。
昼食は、家人と二人で、崎陽軒のシュウマイとソース炒飯を食べた。私は、時々、炒飯の味付けをウースターソースでやる。私の母が得意だった、いわばお袋の味。
午後から事務所へ。来客三名。出版や原稿の打合せを済ませてから帰宅。夕食後に、読者から頂いた「戦場のレクイエム」という映画を観た。これが中々良かった。国共内戦を題材にした映画なのだが、コチコチのプロパガンダや、国民党軍を悪者として描くことのない、ヒューマン・ドラマでした。中国がこんな内容の映画を作れるようになったことに、チョット感心しました。レンタルでもありますので、お暇でしたら是非。