白雲去来

蜷川正大の日々是口実

お墓参り。

2010-09-21 23:36:45 | インポート

九月二十日(月)晴れ。

 彼岸の入りである。昨日の渋滞に懲りて、家族全員を六時にたたき起こして、朝食もとらずに伊勢原へ。朝早かったせいか東名はスムースに走れた。お約束の海老名インターでメロンパンを買う。子供達いわく、下り車線のSAにあるパン屋の方が美味しいとのこと。朝食を食べたが、この東名のSAの食堂の不味さは何とかならないものか。ロクなメニューがないので、牛丼で有名な店の朝定食を食べたが、紅生姜や醤油を置いてあるテーブルは、そこいら中に紅生姜が落ちていたり、醤油の容器はドロドロで、この野郎状態だった。基本がなっていない。社長のバカ面が想像つく。きっとトイレに入っても手を洗わないに違いない。吉野家、お前だよ。

 

 従業員が、それを見ていてもきれいにしようともしない。刑務所の食事よりヒドイ。もっともこんな牛丼屋が、終戦直後ではあるまいに、堂々と「食事」とされているのだから、我々日本人も反省しなければいけないのかもしれない。

 

 朝が早かったのでいつも花を買うJAの、無愛想なババアがいる店が開いていなかった。浄発願寺に行く途中にあるJAの売り場、本当に無愛想なババアがいる。私は、「笑顔」や「挨拶」はタダであり、それを行なえない人たちは、人前に立つ資格がないと思っている。頭を下げても腰は曲がらない。と言うのが私の人生哲学である。

 

 浄発願寺着。まずご住職にご挨拶。先生のお墓には、まだ新しい花が。聞けば昨日奥様がいらしたとのこと。家族で先生のお墓を清めて、手を合わせる。今日は、先生の月命日である。その後、私の両親のお墓に詣でる。歳のせいか、両親のお墓に行くと涙腺がゆるむ。家族の無病息災をお願いしてお寺を後にした。

 

 事務所に寄り、窓を全て開け放って掃除をした。荷物に占領され、新しい本を置く場所もない。申し訳ないが、頂いた手紙や、古い機関誌の類いは全て廃棄することにした。後ろ髪を引かれる思いがする。

 

 三時過ぎに自宅に戻り、少し横になった。夕食後は、「燃えよ祖国」の原稿と校正に精を出す。気がつけば深夜の二時を回っていた。


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もう少し大人になれないものなのか。

2010-09-21 07:40:10 | インポート

九月十九日(日)晴れ。

 朝食後に、伊勢原の浄発願寺にお墓参りに出かけたが、東名に入る前から大渋滞。一時から、下の子供が友達と誕生会とやらを行なうので、到底間に合わないので、お墓参りは明日にしてユーターンした。

 

 下の子供を家に残して、中華街へ。来月の野村先生の墓前祭の直会会場となるお店へ打ち合わせに出かけた。毎年使わせて頂いているお店が、当日予約が入っているとのことなので、急遽お店を変更したのである。

 

 連休とあって、中華街は凄い人手である。最近は、通りで栗を売ったり、食べ放題の客引き、あるいは占いの客引きなどを行なう「新華僑」という人たちが目立ち、中華街の風情が、随分と変ってしまった。古くからいる華僑の人たちは、そんな下品な商売はしない。

 聞く所によれば、食べ放題の客引き、強引な甘栗売り、占いの呼び込みを行なっている店の殆どが、最近日本に来た「一旗組」の新華僑と呼ばれる人たちで、地元の人たちと協調性もなく、自分さえ儲かればよい、という人が多いと、嘆いていた。現在の中国政府の縮図を見ているようだ。

 

 中華街で半世紀も営業をしている、そのお店で打ち合わせついでに、遅い昼食をとったが、中々美味で、これなら大丈夫と安心した次第。しかし、中国では、先の尖閣諸島での漁船のトラブルで、旅行会社の日本への旅行をキャンセルしたり、上海万博の日本人大学生の招待を拒否したり、SMAPのコンサートもキャンセルするようだと報道していた。まったく大人気ないとはこのことだ。まあ共産中国は、国民はもとより、政治家も未成熟で、日本の中学生程度の精神性しか持ち合わせていないから仕方ないのかもしれない

 

 例えば、日本では、どんなに中国や北朝鮮と行き違いやトラブルがあっても、中華街へ行くのをやめようとか、朝鮮料理をボイコットなどの運動は決して起きない。これは日本人が大人(たいじん・徳の高い立派な人)であることの証拠である。政治で解決すべき問題を、子供の喧嘩のように、民間レベルまで下げてくる。共産主義がいかに人間をダメにするかと言う証拠でもある。尖閣諸島も竹島も、我が国の固有の領土であることは間違いない。

 

 しかし今回の中国漁船の船長の逮捕の容疑は、「領海侵犯」でも「違法操業」でもない、公務執行妨害という国内法に基づいた処置である。領海侵犯は明らかなのに、日中関係を鑑み、公務執行妨害とした。軟弱ととられようが、これが大人の対応と言うべきものだ。

 

 もし国連にもう少し力があって、国際司法裁判にでも訴えたなら、必ず日本が勝つに決まっている。それを分かっているから、中国も韓国も大声で叫び、無理難題を言って来る。考えて見れば中国には、「泣き女」という職業があるくらいだから、反対に「怒り男」という職業もあるのだろう。

 

 ヨーロッパよりも面積の広い、中国が、なぜ更に他国の領土、領海を貪欲に求めるのか・・・。それは中国が共産主義でありながら、帝国主義路線を捨てていないからだと思う。世界から尊敬されたくば、まず国民全体の教養や精神性を高めることに努力すべきではないか。


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