十月二十八日(金)晴れ。
昼間は、郵便局や文房具屋に行くなど、雑用をこなした。車は使わずに、歩いて回った。健康が第一。いや、いかに酒を美味く飲むために健康に気を使うのだ。
夜は、古い友人で、亡くなられた新井将敬元衆議院議員の秘書をしていた石原せいこう氏と十年振りくらいにお会いした。きっかけはフェイスブックで私のことを見つけて連絡をしてくれて、久し振りの再会となった。
一献会の場所は、藤棚商店街裏の「やまと」。「酒場放浪記」にも登場した、「揚げ鳥」の名店である。ここのオヤジと石原氏は高校の先輩と後輩という関係。六時に待ち合わせて、まず久闊を叙し、再会を祝して乾杯。この「やまと」残念ながら焼酎が無い。仕方ないのでビールから日本酒の熱燗に変えた。
話は、共通の友人知人の消息だが、石原氏が私に聞く人たちのほとんどが幽明境を異にしていた。二人でその人達に献杯。話は、新井将敬氏や野村先生のことなど尽きない。二時間ほどいて関内へ転戦。もちろん「サリーズバー」である。聞くところによれば、大熊雄次氏は二十六日の大行社のお祝いの日に、私と紹興酒を飲んで、そのままヨコハマに泊まったらしい。それでもサリーの店に行ってくれたとは義理堅い。
サリーの店に、サリーパパや鄭さん、ていじ君など馴染みの人たちが集合。盛り上がる。石原氏と、思い出話を肴に一時間ほどいて解散した。いい酒だった。