白雲去来

蜷川正大の日々是口実

おでんと「あんぽん」を肴に独酌。

2012-03-24 14:46:46 | インポート

三月二十三日(金)雨。

 秋の雨は好きだが、寒い時期の雨は、ほとんど憂鬱になってしまう。午前中は、自宅で簡単な原稿を書いてから、資料整理。

 

 午後一時、「群青の会」の大熊雄次氏と黄金町駅で待ち合わせて、入院している藤巻強氏を見舞う。少し、落ち着いた様子。一日も早い平癒を祈るのみ。

 

 大熊氏から、ソフトバンクの孫正義のことを書いた「あんぽんー孫正義伝」(佐野眞一著・小学館)を、「まだ読んでいませんのでしたら」と頂いた。合わせて、上の娘の進学祝も。忝い。三時半の歯医者の時間まで一時間半ほどもあるので、みなとみらいのスタバでお茶をしながら、読んだが、面白くて、あっという間に半分ほども読んでしまった。正直言って、取材をさせて頂いておきながら、ここまで書くか、と思わないでもないが、そこは書き手の性格だから仕方がない。今日は、この本を肴に一杯やるつもり。

 

 夜は、寒いので「おでん」を煮た。「一粒の麦」をお湯割りでやりながら、「おでん」と「あんぽん」で酔った。夜、京子ちゃんと、娘のアイリちゃんが来訪。何かと思えば、誕生日のプレゼントですと「赤霧島」の一升瓶を頂いた。いやはや散在させて申し訳なし。嬉しい一日だった。


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万年筆の事。

2012-03-24 14:23:52 | インポート

三月二十二日(木)曇り。

 ぼやっーとしていると、ついブログを更新するのを忘れてしまう。やらなければならないことは山ほどあるのだが、気が急くばかりで、何から手を付けて良いか分からなくなり、つい無駄な時間を過ごしてしまう。別に、ブログを更新しなくとも、誰からも文句を言われる筋合いはないのだが、登山と一緒で、ある意味「魂の記録」であるから、おろそかにはしたくないと思っている。

 

 登山は、審判のいないスポーツである。一人で登れば、証言者もいない。「頂上に登った」と言えば、疑う者はまずいない。だからと言って、頂上に行かずに「登った」と言わないのは、それがクライマーの魂の記録だからだろう。

 

 友人から、誕生日祝いに、皮の万年筆ケースを頂いた。万年筆は、以前、他の友人から、誕生日のたびに毎年一本ずつ頂き、その人から頂いた物だけで六本もある。その他、自分で買った物や、家族から貰った物を入れると、十本ほどもあるだろうか。大体、一本一万円程度のものだ。昨年の、還暦のお祝いとして、後輩たちから、「モンブラン」をプレゼントされた。高価なものだから、本を一冊上梓した際に、モンブランを贈って頂いた人たちに、それを使って署名して送ろうと、まだ使用していない。

 

 万年筆は、太書きの物が好きだ。原稿はパソコンで書くが、手紙は必ず万年筆で書く。字は自己流のかな釘、恥ずかしいほど悪筆だが、手書きで出すことによって、相手に誠意が伝わるような気がする。それでも、お礼の手紙なども、忙しさを理由に、つい遅滞してしまう。この悪い癖を直さなければと思っている。

 

 夜は、スーパーでうまそうな鰹があったので、「一粒の麦」を友として家飲み。しかし、今の時期の鰹は、田舎から就職で出てきた小娘みたいで、精一杯おしゃれをしているが、所詮は小娘、といった味だ。その小娘が夏を迎えると、女らしくなり、味も良くなる。たとえが余り良くないか


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