三月二十三日(金)雨。
秋の雨は好きだが、寒い時期の雨は、ほとんど憂鬱になってしまう。午前中は、自宅で簡単な原稿を書いてから、資料整理。
午後一時、「群青の会」の大熊雄次氏と黄金町駅で待ち合わせて、入院している藤巻強氏を見舞う。少し、落ち着いた様子。一日も早い平癒を祈るのみ。
大熊氏から、ソフトバンクの孫正義のことを書いた「あんぽんー孫正義伝」(佐野眞一著・小学館)を、「まだ読んでいませんのでしたら」と頂いた。合わせて、上の娘の進学祝も。忝い。三時半の歯医者の時間まで一時間半ほどもあるので、みなとみらいのスタバでお茶をしながら、読んだが、面白くて、あっという間に半分ほども読んでしまった。正直言って、取材をさせて頂いておきながら、ここまで書くか、と思わないでもないが、そこは書き手の性格だから仕方がない。今日は、この本を肴に一杯やるつもり。
夜は、寒いので「おでん」を煮た。「一粒の麦」をお湯割りでやりながら、「おでん」と「あんぽん」で酔った。夜、京子ちゃんと、娘のアイリちゃんが来訪。何かと思えば、誕生日のプレゼントですと「赤霧島」の一升瓶を頂いた。いやはや散在させて申し訳なし。嬉しい一日だった。