五月二十三日(水)晴。
昨日とはうって変っての良い天気。雨戸を開けると、夏空が広がっている。自宅の近くを歩くと、紫陽花がつぼみとなっている。もうすぐ梅雨だ。
朝から、原稿に向かう。「大吼」の夏号の編集も佳境に入った。「日本の誇る武士たち」を連載させて頂いている郡順史先生の体調が悪く、原稿が書けないので、急きょその穴埋めをしなければならないから大変である。
仕事の合間に、六月の「沖縄祖国復帰四十周年記念・戦跡慰霊巡拝団」のスケジュール表や、旅行会社との打ち合わせなど、何かと忙しい。そのせいではないが、参加予定者に送った、案内状でポカをやってしまった。それは、旅行費の振込先を本当は、「ジャパンネット銀行」なのだが、いつもCMで見る「ジャパネット・タカタ」が頭にあって、「ジャパネット銀行」と書いてしまったのだ。大熊雄次氏から指摘され、慌てて送った人たちにメールで訂正をした。
私は、編集者のくせに、こういった思い込みの間違いを良くやってしまう。たとえば、日本でヒットした地球のエイリアンを監視する秘密調査員を扱った映画、「メン・イン・ブラック」を、ずーっと「メイン・ブラック」だと思っていたのである。気が付いたのは、ごく最近の事。これからももう少し注意深くならなくては。
夜は、酔狂亭で月下独酌。錦糸町のスナックから送って頂いてたキムチと玉ねぎの漬物を使って「キムチポッカ」を作った。これが愚妻にも好評で、ワインと黒霧島で酔った。
※お世話になっている、ちくま書房の編集者のA氏より、宮崎学さんの著書をご恵送された。笑い話のようなタイトルだが、本当にこういうことが行われている。是非、ご一読を。