白雲去来

蜷川正大の日々是口実

誰でも危険と隣り合わせに生きている。

2012-05-05 08:44:00 | インポート

五月一日(火)曇り。

 連休のはざまで子供たちは学校。愚妻は、勤めている所の予算調整とかで、文字通りの大型連休となっている。もう何年も前に、ガレージの周りに取り付けた「葭簀」が古くなって、余りにも見苦しいので、近所のホームセンターに新しい物を買いに行った。なぜ、駐車場に葭簀と思うかもしれないが、わずかに車一台分しか入らないスペースでも、周りをぐるっと葭簀で囲むと気分は海の家になるから不思議だ。その中で、簡易テーブルや椅子を出してBBQを行う。これが楽しい。今月は明後日の三日に予定しているが、天気予報では雨とのこと。

 ニュースでは、高速道路で、運転手の居眠り運転で大事故を起こし、七人の方が亡くなられた。本当に事故や災害はある日突然、襲いかかってくる。先日の、祇園の暴走車による死亡事故もそうだが、その人たちは、自分がそんな事故に巻き込まれて命を落とすなんて、これっぽっちも考えてはいなかっただろう。「運が悪い」としか言いようがない。また、誰でも、そういったことと隣り合わせに日々生きている、と言うことを再認識せざるを得ない。亡くなられた方々に合掌。

 連休中に「大吼」と「燃えよ祖国」の準備をしなければと思って、あちらこちらに現行の依頼と、私も現行の準備をした。今日ぐらいは、休肝日としようと思ったが、まあいいか、と一杯やってしまった。相変わらず石野眞子ではない意志が弱い。


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あまり好きでない四月が終わる。

2012-05-05 08:13:49 | インポート

四月尽(月)曇り。

 四月が今日で終わる。寒いのか、暖かいのか、いや春とは名ばかりの寒い日の多い、この四月と言う月が私はあまり好きではない。もし、四月に木蓮や桜、あるいは雪柳、小手毬などが咲いていなかったならば、もっと嫌いになっていたかもしれない。

 旧天長節の少し前あたりから、横浜では躑躅(つつじ)が色鮮やかになる。でも躑躅は咲いている時はきれいなのだが、桜のように花が駄目になる前に散ることがなく、色が悪くなったものがいつまでも付いていることがあって、お婆さんの厚化粧のようで、目を背けたくなる時がある。その意味では紫陽花も同じだ。

 落ち葉や、散ってしまった花びらを掃いている人はたくさん見かけるが、地面に落ちた桜の花びらを掃除している人を見かけることは少ない。桜は、散ってからも水面や地面の上にも花を咲かせているような気がする。まあこんな女々しい気持ちになって四月が終わる。

 大型連休と言うこともあって、ニュースでは、相変わらず成田空港や東京駅での混雑ぶりを報道しているが、成田からの出国が過去最高などと言われると、どこが不景気なのかと首をかしげざるを得ない。僻み根性もあって、そんなニュースに接するたびに「チェッ」と舌打ちをしたくもなるが、そこは浪人暮らしの悲しい所で、どうあがいても、ゴールデンウイークに家族を連れて海外旅行に行く余裕などあるわけがない。

 幸いに、「ジンギスカン」や「カルビ」をいいタイミングで沢山送って頂いた。連休の間は、籠城を決め込んで我が酔狂亭で家族の機嫌をとるか。私の誕生日の際に、京子ちゃんから頂いた「赤霧島」の一升瓶が、さて何日持つか・・・。


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