白雲去来

蜷川正大の日々是口実

何、世界に衝撃が走った?

2016-01-15 18:22:05 | 日記
一月十四日(木)晴れ。

当然ながら、朝布団から出るのに気合が入る。その昔、時間が来れば容赦なく起こされた頃は、あきらめもあってシャキっとしたが、もう当時と違って若くもないので早朝に起きるのが辛い。

朝食時に、「あさチャン」という情報場組を見ていたら、女性アナウンサーが「世界に衝撃が走りました」(聞き間違いだったらごめんね)
というから何かと思ったらSMAPの解散のことだった。確かに国民的アイドルかもしれないが、「世界に衝撃が走る」ようなことではないだろう。かつてのニューヨークにおける「911テロ」や「フセインの処刑」あるいは少々古いが「ケネディ暗殺」のようなニュースならば世界に衝撃が走ったに違いないだろうが、たかが(と言っては失礼か)アイドルグループの解散騒動で「世界に衝撃が走る」などと表現するのは、あまりにも安易、かつ一般常識に欠けていると言われても仕方あるまい。北朝鮮の核実験、トルコやインドネシアでの無差別テロなど、それこそ世界の人たちを震撼させるニュースが続いている時に・・・。まあ日本は平和と言おうか、ノーテンキと言おうか、まっ勝手に騒いで下さいと言う感じですかね。

まだ体調が完全ではない。熱はないのだが、咳が止まらず痰がからんで仕方がない。当然ながら酒が不味い。リハビリと称して缶ビールを飲んでいるがせいぜい二本が限界である。もう半月か。こんなに長引くのは初めてのことかもしれない。参った、参ったサンタさん、である。

アマゾンで『近世快人伝ー頭山満から父杉山茂丸まで』という本を買った。サブタイトルが凄い「生命知らずの大バカ者―国士からテロリストまで玄洋社の破天荒な男たち」というものである。著者は杉山茂丸の息子さんの夢野久作。発行は「文春学藝ライブラリー」である。「人物伝」が好きで、興味のある人たちの物はためらわずに買う。好きな本や映画が傍らにあるのに、酒が美味くないとは残念である。

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