ガソリンが百円を割った。

一月二十三日(土)曇り。

いつも入れているガソリンスタンドの前を通ったら、何とガソリンが一リットル九十八円の看板が出ていた。ガソリンがリットル百円を下回るのはいつ以来のことだろうか。ほとんど記憶が無い。二十年も前のことだが、チェロキーと言う四輪駆動のアメ車に乗っている時、九〇リットルも入ったので、ガソリンを満タンにすると約一万円もかかった。全くアメ車はガソリンのことを考えないな。とスタンドに行くたびに思っていたが、当時は百円を前後していたからさほど気にもしなかった。この四五年はガソリンの値段が上がり、高い時は百六十円を上回った時もあった。

車をプリウスに換えてからハイブリッドということもあってか、ガソリンを入れるのは一月半で一回程度となった。プリウスの前は、ワンボックスカーに乗っていたので、多い時は月に二回も入れていたこともあったが、今では嘘みたいである。年間を通したならば、ガソリン代は以前の半分以下となった。加えてリッター百円を下回ってくれたなら浪人暮らしの身としては有難いことだ。

たまに町でアメリカ車のV８、１２気筒の大型車を見かけると、つい「オオ景気が良さそうじゃん」と思ってしまう。そうそうお金のある人は、どんどん稼いだお金を消費に回せばよい。私だって景気が良かったならば貯蓄何て言うケチなことは考えずに手裏剣のように一万円札を使ってやるのだが。と、まあアホなことを一日に一度は考えている今日この頃です。

しかし、ガソリンが高い頃には、物流などが滞り、経済の低下を招く。と言ったり、逆に安くなると、産油国の経済が悪くなり、株価など日本の経済にも影響する。じゃどっちが良いのか、またガソリンの値段がどのくらいなら良いのか教えて貰いたいと思っている。

夜は、大人しく酔狂亭で月下独酌。久しぶりに「三岳」をお湯で割った。