白雲去来

蜷川正大の日々是口実

マラソンや駅伝のある日は落ち着かない。

2016-02-09 12:22:32 | 日記
一月三十一日(日)曇り。

大好きな駅伝やマラソンがある日は何か落ち着かない。その理由は、録画をしておいて夕食時、入浴を済ませ、酒の肴を作ってからおもむろに観戦するからである。大体七時ごろ。だからそれまでニュースを見ないようにしている。うっかりとしていると結果が分かってしまい面白みに欠けるからである。

東京、大阪、名古屋と女子マラソンは第一回から見ている。もちろんビデオも持っている。いつかDVDにコピーしようと思っているのだが余りにも量が多すぎて手つかずにいる。夢のような話だが、生活の心配をしないで、マラソンや駅伝のビデオの整理、民族派運動関係の資料や、そして事務所の書棚にある本のデーターベース化の作業に没頭する日々を送ってみたいと思っている。

今日の大阪国際女子マラソンはワコールの福士加代子の独り舞台だった。フォームも安定していて、今の調子だったならば日本では敵なしだろう。何せ明るいのが良い。かつてワコールの陸上選手に幕末の志士で禁門の変において敗れ天王山にて自決した久留米の神官、真木和泉と同じ名前の人がいた。バルセロナオリンピック一万メートル代表、アトランタオリンピックでは有森裕子、浅利純子などと共にマラソン代表として出場し、活躍した名選手である。とても美人でファンだったが、その後、引退。結婚し一児の母となったと「ウイキ」で知った。
最近ワコールは女子駅伝にて低迷しているが頑張ってほしいと思っている。

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蕗の薹のこと。

2016-02-09 12:16:02 | 日記
一月三十日(土)曇り。

若い頃は、蕗の薹やこごみ、タラの芽などが出てくると、「ケッ何でこんなものに金を出して食べるのか、考えられない」と思ったものだ。それが今では、「このエグミがいいねぇー」などと能書きを言うようになったのだから、分らないものである。

蕗の薹が、わあー!っと叫び声をあげそうになるほど自生しているのを見たことがある。まだいくらか雪の残る網走でのことだ。最初は名前もわからなかったが、担当が「今年は蕗の薹が早いな」と言ったことから、それが蕗の薹であるということを知った。当然、私有地であるので誰も採ったりする者がいない。私たちだって、それを採ってきて食べることも許されないので、一面に顔を出している蕗の薹も我が物顔で自生している。
しばらくして同じ場所に行くと、あれれれ、ちょこんと顔を出していた蕗の薹が揃って横浜の山下公園のマリンタワーのように伸びているではないか。なるほと「薹が立つ」とはこの事かと感心した。この時期に、スーパーなどで蕗の薹を見ると、その時の光景が目に浮かぶ。

横浜の桜木町駅の近く、野毛山公園に、横浜ゆかりの俳人、中村汀女の句碑がある。野毛山の早春を詠んだもので、
「蕗のたふ おもひおもひの 夕汽笛」。

野村先生が愛した、京急日ノ出町駅近くの天ぷら屋の「天作」が、同じく京急は戸部駅の近くに移転した。移転してから一度も行ったことがないが、親父さんは元気なのだろうか。野村先生のことを「秋ちゃん」と呼ぶ数少ない横浜の人だった。蕗の薹のてんぷらでも食べに行くか。

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新店を開拓。

2016-02-09 12:04:06 | 日記
一月二十九日(金)晴れ。

我が陋屋の最寄りの駅は、JRの保土ヶ谷か京急の井土ヶ谷駅である。バスを使って駅まで行くのにほとんど時間が変わらない。その井土ヶ谷駅のすぐ近くに、一年ほど前に、何となく気になる居酒屋?が開店した。気にはなっていたが一人では入りづらく、行きそびれていた。

過日、古い付き合いの友人から「一杯いかが」との誘いがあり、ではその気になる店に行ってみようということになった。五時半に突入開始。酒揃いのセンスは中々良い。それだけで私好みの店で嬉しかった。肴もこの値段ならいいじゃん。しかし看板メニューの焼き物がいかん。焼き肉屋のようなテーブルに換気扇がなくて、煙が充満。もし四、五席あるテーブルの客が全て焼き物をオーダーしたら大変なことになるに違いない。それ以外だったら大衆的でいいと思う。途中から愚妻も参戦。「三岳」の四合瓶を一本空けて解散。御馳走になりました。

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