三月二日(金)晴れ。
何の建設的なことをしている訳でもないのに、一日がとても短く感じてならない。ぼやーっとしている暇もないのだが、いつでもぼんやりしている。過日、みなとみらいに用事があって出かけた。ランドマークに書店があるのだが、書店にも好き嫌いがあって、ここにある書店は余り好みではない。本を買ってもカバーの付け方が雑で、後でやり直す。また好きなノンフィクションの数が少なく、慣れていないせいもあってか、余り長居をしたことが無い。
伊勢佐木町の有隣堂は長年通っているせいもあって、書棚をむ眺めているだけでなぜか安心するのである。またどこにどんな本があるのか大体分かるので、本を探しやすい。また本のカバーも、表紙をはがしてきちっとつけてくれるので、読んでいてもカバーがずれることが無い。伊集院 静の『文字に美はありや』(文藝春秋刊・一六〇〇+税)という本を買った。帯には「王義之、空海、立川談志まで」。また「歴史上の偉大な人物たちは、どのような文字を書いてきたのか」とある。良い酒を飲んだ時のように、チビリ、チビリと読んでみたいと思っている。
夜は、病み上がりの体なので、恐る恐る酔狂亭で独酌。二日振りのビールが五臓六腑に沁みた。
何の建設的なことをしている訳でもないのに、一日がとても短く感じてならない。ぼやーっとしている暇もないのだが、いつでもぼんやりしている。過日、みなとみらいに用事があって出かけた。ランドマークに書店があるのだが、書店にも好き嫌いがあって、ここにある書店は余り好みではない。本を買ってもカバーの付け方が雑で、後でやり直す。また好きなノンフィクションの数が少なく、慣れていないせいもあってか、余り長居をしたことが無い。
伊勢佐木町の有隣堂は長年通っているせいもあって、書棚をむ眺めているだけでなぜか安心するのである。またどこにどんな本があるのか大体分かるので、本を探しやすい。また本のカバーも、表紙をはがしてきちっとつけてくれるので、読んでいてもカバーがずれることが無い。伊集院 静の『文字に美はありや』(文藝春秋刊・一六〇〇+税)という本を買った。帯には「王義之、空海、立川談志まで」。また「歴史上の偉大な人物たちは、どのような文字を書いてきたのか」とある。良い酒を飲んだ時のように、チビリ、チビリと読んでみたいと思っている。
夜は、病み上がりの体なので、恐る恐る酔狂亭で独酌。二日振りのビールが五臓六腑に沁みた。