三月十六日(金)曇り・小雨。
寒の戻りか、水曜日は五月の下旬のような陽気だったのに、今日は寒くて厚手のトレーナーを着た。起床後にすることは、口の中が粘ついて気持ち悪いので、「リステリン」ですすいで、さっぱりさせてから、まず「タピポ茶」を一杯。長いこと、「水分」を摂るのは、このタピポ茶と酒だけだ。朝食は、マルシンのハンバーグ、赤ウインナー、目玉焼き、新玉ねぎの味噌汁。昼は、フクイのカレー。夜は、近所のスーパーで買ったカツオ(中々良かった)にアコウダイの粕漬、守口漬け。お供は「黒霧島」。
午前中に所用があって、みなとみらいへ。その後事務所へ行き、手紙やメールの確認。以前、うちの子供に電話をした時、食事中だったのか、食べながら、返事をしたことがあって、怒鳴りつけたことがあった。その夜、家族を集めて、人と話をする時に、食べものを口に入れた状態で話をするのは、非情に失礼なことだと、念を押した。「お里が知れる」し、その人の日常がだらしなく思えるし、またその無神経さに腹が立つ。三国志の曹操の作とされているのが、有名な「短歌行」である。冒頭の「酒に対しては当に歌うべし、人生幾何ぞ譬(たとえ)ば朝露の如し」は人口に膾炙されている。長い詩なのだが、その最後に、「周公 哺を吐きて天下心を帰す」(周公吐哺 天下帰心 )がある。周公(周の武王の弟君で辣腕政治家)は、来客があれば、入浴中にはぬれた髪を握ったまま、食事中には口の中の食べ物を吐き出して面会し、すぐれた人材を逃さないように、熱心に求めたという故事で、「握髪吐哺」(あくはつ-とほ)とも言う。最も、私だって気が付かない所で、他人に不快感を与えているかもしれないので、余り大きなことは言えない。
事務所から持って来た、開高健の「オーパ、オーパ!」が楽しい。彼の「ベトナム三部作」でも久しぶりに読んでみるとするか。
寒の戻りか、水曜日は五月の下旬のような陽気だったのに、今日は寒くて厚手のトレーナーを着た。起床後にすることは、口の中が粘ついて気持ち悪いので、「リステリン」ですすいで、さっぱりさせてから、まず「タピポ茶」を一杯。長いこと、「水分」を摂るのは、このタピポ茶と酒だけだ。朝食は、マルシンのハンバーグ、赤ウインナー、目玉焼き、新玉ねぎの味噌汁。昼は、フクイのカレー。夜は、近所のスーパーで買ったカツオ(中々良かった)にアコウダイの粕漬、守口漬け。お供は「黒霧島」。
午前中に所用があって、みなとみらいへ。その後事務所へ行き、手紙やメールの確認。以前、うちの子供に電話をした時、食事中だったのか、食べながら、返事をしたことがあって、怒鳴りつけたことがあった。その夜、家族を集めて、人と話をする時に、食べものを口に入れた状態で話をするのは、非情に失礼なことだと、念を押した。「お里が知れる」し、その人の日常がだらしなく思えるし、またその無神経さに腹が立つ。三国志の曹操の作とされているのが、有名な「短歌行」である。冒頭の「酒に対しては当に歌うべし、人生幾何ぞ譬(たとえ)ば朝露の如し」は人口に膾炙されている。長い詩なのだが、その最後に、「周公 哺を吐きて天下心を帰す」(周公吐哺 天下帰心 )がある。周公(周の武王の弟君で辣腕政治家)は、来客があれば、入浴中にはぬれた髪を握ったまま、食事中には口の中の食べ物を吐き出して面会し、すぐれた人材を逃さないように、熱心に求めたという故事で、「握髪吐哺」(あくはつ-とほ)とも言う。最も、私だって気が付かない所で、他人に不快感を与えているかもしれないので、余り大きなことは言えない。
事務所から持って来た、開高健の「オーパ、オーパ!」が楽しい。彼の「ベトナム三部作」でも久しぶりに読んでみるとするか。