白雲去来

蜷川正大の日々是口実

周公 哺を吐きて天下心を帰す

2018-03-17 08:25:28 | 日記
三月十六日(金)曇り・小雨。

寒の戻りか、水曜日は五月の下旬のような陽気だったのに、今日は寒くて厚手のトレーナーを着た。起床後にすることは、口の中が粘ついて気持ち悪いので、「リステリン」ですすいで、さっぱりさせてから、まず「タピポ茶」を一杯。長いこと、「水分」を摂るのは、このタピポ茶と酒だけだ。朝食は、マルシンのハンバーグ、赤ウインナー、目玉焼き、新玉ねぎの味噌汁。昼は、フクイのカレー。夜は、近所のスーパーで買ったカツオ(中々良かった)にアコウダイの粕漬、守口漬け。お供は「黒霧島」。

午前中に所用があって、みなとみらいへ。その後事務所へ行き、手紙やメールの確認。以前、うちの子供に電話をした時、食事中だったのか、食べながら、返事をしたことがあって、怒鳴りつけたことがあった。その夜、家族を集めて、人と話をする時に、食べものを口に入れた状態で話をするのは、非情に失礼なことだと、念を押した。「お里が知れる」し、その人の日常がだらしなく思えるし、またその無神経さに腹が立つ。三国志の曹操の作とされているのが、有名な「短歌行」である。冒頭の「酒に対しては当に歌うべし、人生幾何ぞ譬(たとえ)ば朝露の如し」は人口に膾炙されている。長い詩なのだが、その最後に、「周公 哺を吐きて天下心を帰す」(周公吐哺 天下帰心 )がある。周公(周の武王の弟君で辣腕政治家)は、来客があれば、入浴中にはぬれた髪を握ったまま、食事中には口の中の食べ物を吐き出して面会し、すぐれた人材を逃さないように、熱心に求めたという故事で、「握髪吐哺」(あくはつ-とほ)とも言う。最も、私だって気が付かない所で、他人に不快感を与えているかもしれないので、余り大きなことは言えない。

事務所から持って来た、開高健の「オーパ、オーパ!」が楽しい。彼の「ベトナム三部作」でも久しぶりに読んでみるとするか。

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思想の改竄じゃないの。

2018-03-17 07:57:07 | 日記
三月十五日(木)晴れ。

一階の二間の部屋に空気清浄機をそれぞれ置いて、一日中つけっぱなしにしている。PCの影響かドライアイになっているに加えて花粉で目がしょぼしょぼして参っている。早くこの季節が過ぎてしまえば、といつも思う。サリーファミリーがホノルル祭りでお神輿を担ぎにハワイへ行っている。羨ましい限りである。ハワイは花粉が無いだろうし、それに暖かい。毎年、今年は一緒に、と思うのだが、子供たちを置いて愚妻と二人でハワイとは、ちょっと心苦しい。あと二、三年我慢しなければ。

国会は、森友学園の「文書改竄問題」で揺れている。心ある国民は、何をやっているのかと、(与野党双方に)呆れているのに違いあるまい。野党の議員は、ここぞとばかりに、テレビに映るので、まるで鬼の首を取ったようにハシャイでいるし、程度が低くて、ニュースを見るのが嫌になる。また国会前で、エセ市民団体が騒いでいる。なぜエセなのか。テレビを見る限り、動員された労組や共産党系の団体が多いように思う。何が「市民団体」なのか。一度、新聞社に「市民団体」と書く基準を聞いてみたいと思っている。社会主義や共産主義の礼賛者が「民主主義を守れ」だと。これこそ「思想の改竄」ではないか。昔から言うではないか。「声の大きい奴の言うことを訊いたらろくなことがない」と。

朝食は、「清風楼」の焼売、「マーボー豆腐」(永谷園のもの)、ほうれん草の味噌汁。昼は、焼きそば。夜は、友人と、自宅の近くの料理屋「浜一」にて一献。カツオが出たが、サンズン、ヨツヤ程度で少し残念。目黒のさんまではないが、カツオは箕輪に限る。友人氏と「三岳」の四合瓶を一本空けて解散。

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