白雲去来

蜷川正大の日々是口実

物忘れが激しい。

2018-04-16 15:56:06 | 日記
四月十五日(日)雨後晴れ。

戸板のガタピシいう音で目が覚めてしまった。我が陋屋は、大雨や強風には、そろそろ耐え難い年数となっている。天気が良ければ、今日は、岐阜行きの予定であったが、こんな天気では断念する以外にはない。雨が恨めしかった。

歳のせいにはしたくはないが、最近とみに忘れっぽくなった。当然ながら、人の名前や何かを思い出すのに時間がかかる。私は、これを、「エートマン現象」と名づけている。つまり、「エート、エート」を繰り返すからである。酒の後遺症かもしれない。

記憶力と言えば、先日購入した『百貌百言』の中に、桁外れの記憶力の持ち主のエピソードがあった。日本の「知」として有名な民族学者の南方熊楠(慶応三、一八六七~昭和十六年)は、八歳の頃から、人の家で本を読むと、ことごとく記憶して帰って、そっくり写し取った。十二歳までに、『和漢三才図会』百五巻、『本草綱目』五十二巻、『諸国名所図会』など、全部写し取ったとあった。正に天才、鬼才、奇才のかたまりだ。熊楠の伝記でも読んでみようと思う。

私なんか、自慢ではないが、三歩歩いたら、さっき聞いたことも忘れてしまう、鶏頭で、昔から暗記は苦手だった。昨日の夕食のおかずを思い出すのも苦労する昨今。もう少し真面目に生きなければ。夜は、おとなしく、酔狂亭で月下独酌。お供は、社友から頂いた、贅沢にも「茜霧島」である。

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故同人慰霊祭

2018-04-16 14:19:05 | 日記
四月十四日(土)曇り後雨。

朝は、タケノコご飯を頂いた。久しぶりに作ったので、ちょっと味が薄く、仕方がないので、炊き上がった後から醤油を足した。邪道ではあるが、かえって醤油の香りがタケノコと混ざり合って、とても美味しかった。今度は、昆布出汁と酒だけで炊いて、炊き上がったら醤油で味をつけてみようかと思っている。こういった混ぜご飯には、バーミュキュラ・ライスポツトは最強の炊飯器である。

天気予報では、今日は関東地方は春の嵐になる。との予報だったが、そうでもなく、午後からの東京行きに傘は必要なかった。四時半から江東区東陽町の会館にて、岡田尚平先生の百日祭と「民族革新会議物故同人慰霊祭」が行われ出席。諸先生や同志諸兄と共に、先輩を偲び、玉串を奉奠した。

直会に参加しようと思ったが、天気が心配になったので早めに帰宅。帰宅後に、愚妻と子供らと一緒に自宅近くの鮨屋「浜一」にて夕食。



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