白雲去来

蜷川正大の日々是口実

酉の市と鶏鍋。

2018-11-13 11:30:14 | 日記
十一月十日(土)晴れ。

今月は、七日が立冬。この立冬の前に「とり」の日が来る年は「三の酉」まである。ちなみに十一月一日が「とり」の日だった。酉の市は、鷲神社、酉の寺、大鳥神社など鷲や鳥にちなむ寺社の年中行事として知られ、関東地方を中心とする祭りである。多くの露店で、威勢よく手締めして「縁起熊手」を売る祭の賑わいは、年末の風物詩である。また三の酉まである年は、なぜか「火事が多い」と言われている。

子供の頃は、「お酉さま」と聞くと、何かそわそわしたものだ。母に連れられて、酉の市に出かける。金魚すくい、ヨーヨー釣り、射的、綿あめ、キャラクターのお面。何十年も変わらない景色だ。三の酉は二十五日の日曜日だが、行事が重なっており、あの喧騒を味わうことが出来ない。酉の市に前後して、中華街に「上海蟹入荷」の張り紙が貼られ、木枯しがぴゅーっと吹くと、師走。除夜の鐘の代わりに、横浜港に停泊している船が一斉に汽笛を鳴らせば、年が改まる。横浜に住んでいて良かったと思う時でもある。

午後から事務所にて、機関誌の編集。夜は、肉屋に旨そうな鶏肉の「つみれ」があったので、頂き物の昆布でダシをたっぷりとって「とり鍋」を家族で囲んだ。

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便利な上野・東京ライン。

2018-11-13 11:05:24 | 日記
十一月九日(金)雨。

上野の中華レストランにて行われる青年思想研究会主催の「先憂を偲ぶ会」に出席するために東京行き。アメ横で群青の会の大熊雄次氏と待ち合わせた。アメ横は場所によっては御徒町で降りるよりも上野を利用した方が便利である。なぜ便利かと言えば、御徒町だと東京で山手線に乗り換えなければならないが、上野東京ラインに乗れば、横浜から直通で上野まで行ける。そしてこの方が早い。

井沢八郎の「ああ上野駅」のモニュメントを見てアメ横の「大熊商会」へ。雨だと言うのに夕暮れのアメ横は行き交う人で賑わっていた。師走も近い。

四時過ぎにレストラン着。諸先生、諸先輩にご挨拶してから会場へ。(「偲ぶ会」の模様は六日にアップしましたので、それを参照にして下さい)七時に終了して、二次会へ。ここでしばらく飲んでから、大熊氏の友人の経営する居酒屋へ転戦。群青忌に参加したと言う大熊氏の友人らが居合わせて、愛想のよいマスター氏らと盛り上がった。

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