十月十一日(金)雨。
これまで経験をしたことのない巨大な台風が接近しているとか。「命を守る行動を」と言われても、何をして良いのか分からん。怯えつつ、おののきつつ、天佑神助を期待しつつの朝食は、サバの文化干し、納豆、もやしの味噌汁。昼は抜いた。夜は、お世話になっている友人と、自宅近くの「浜一寿司」にて一献。
伊勢佐木町の有隣堂へ行くのも面倒なので、事務所にある本の中で、読んだ記憶はあるのだが、すっかり内容を忘れている本を幾冊か持って来た。再読しているのは、呉智英の『言葉の煎じ薬』(双葉社刊・平成二十二年、第一刷)。読んだことは間違いない。本の最終頁に「平成二十二年六月二十三日、郡山行きの新幹線の車中にて」。という私の書き込みがある。しかし、所々読んだ記憶がよみがえってきたが、ほとんど覚えていないので、意外に新鮮である。言葉の誤用が随所に指摘されていてとても勉強になる。
例えば、「よろん」とPCに打ち込むと、「世論」変換される。「せろん」と打ち込んでも「世論」と出てくる。しかし、本当は「よろん」は「輿論」と書くのが正しい。『戦後の漢字制限の中で「輿」の字が排除され、代用漢字として「世論」が使われるようになった』とある。『新編 日本語誤用・慣用小辞典』と言う本が講談社の現代新書から出ているそうなので、買ってみようと思っている。
これまで経験をしたことのない巨大な台風が接近しているとか。「命を守る行動を」と言われても、何をして良いのか分からん。怯えつつ、おののきつつ、天佑神助を期待しつつの朝食は、サバの文化干し、納豆、もやしの味噌汁。昼は抜いた。夜は、お世話になっている友人と、自宅近くの「浜一寿司」にて一献。
伊勢佐木町の有隣堂へ行くのも面倒なので、事務所にある本の中で、読んだ記憶はあるのだが、すっかり内容を忘れている本を幾冊か持って来た。再読しているのは、呉智英の『言葉の煎じ薬』(双葉社刊・平成二十二年、第一刷)。読んだことは間違いない。本の最終頁に「平成二十二年六月二十三日、郡山行きの新幹線の車中にて」。という私の書き込みがある。しかし、所々読んだ記憶がよみがえってきたが、ほとんど覚えていないので、意外に新鮮である。言葉の誤用が随所に指摘されていてとても勉強になる。
例えば、「よろん」とPCに打ち込むと、「世論」変換される。「せろん」と打ち込んでも「世論」と出てくる。しかし、本当は「よろん」は「輿論」と書くのが正しい。『戦後の漢字制限の中で「輿」の字が排除され、代用漢字として「世論」が使われるようになった』とある。『新編 日本語誤用・慣用小辞典』と言う本が講談社の現代新書から出ているそうなので、買ってみようと思っている。