白雲去来

蜷川正大の日々是口実

事務所にある本の再読。

2019-10-17 14:31:45 | 日記
十月十一日(金)雨。

これまで経験をしたことのない巨大な台風が接近しているとか。「命を守る行動を」と言われても、何をして良いのか分からん。怯えつつ、おののきつつ、天佑神助を期待しつつの朝食は、サバの文化干し、納豆、もやしの味噌汁。昼は抜いた。夜は、お世話になっている友人と、自宅近くの「浜一寿司」にて一献。

伊勢佐木町の有隣堂へ行くのも面倒なので、事務所にある本の中で、読んだ記憶はあるのだが、すっかり内容を忘れている本を幾冊か持って来た。再読しているのは、呉智英の『言葉の煎じ薬』(双葉社刊・平成二十二年、第一刷)。読んだことは間違いない。本の最終頁に「平成二十二年六月二十三日、郡山行きの新幹線の車中にて」。という私の書き込みがある。しかし、所々読んだ記憶がよみがえってきたが、ほとんど覚えていないので、意外に新鮮である。言葉の誤用が随所に指摘されていてとても勉強になる。

例えば、「よろん」とPCに打ち込むと、「世論」変換される。「せろん」と打ち込んでも「世論」と出てくる。しかし、本当は「よろん」は「輿論」と書くのが正しい。『戦後の漢字制限の中で「輿」の字が排除され、代用漢字として「世論」が使われるようになった』とある。『新編 日本語誤用・慣用小辞典』と言う本が講談社の現代新書から出ているそうなので、買ってみようと思っている。

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祝日の意味が分からん。

2019-10-17 14:14:12 | 日記
十月十日(木)晴れ。

昔は、今日が体育の日だった。昭和三十九年の今日、東京でオリンピックが開催されたことを記念しての祝日だった。映画『三丁目の夕日』などにもこの日の感激が描かれている。それが訳の分からぬままに十月の第二月曜日に変更された。何でもハッピーマンデー制度及び移動祝日で定められたらしい。 祝日の意味がない。もう少し時間が経てば、本来の意味が忘れ去られ、単に休日としてか認識されなくなる。お役人や政治家は何を考えているのやら。

悲憤慷慨しつつの朝食は、塩鮭、まさしの餃子、とろろこぶを入れたお吸い物。昼は、焼きそばパン。夜は、椎茸のアヒージョ、水餃子、鶏ダンゴ揚げ。お供は「黒霧島」。

何でもリチュウム電池を発明?したかで吉野彰先生がノーベル賞を受賞した。難しいことは分からんがメデタシ、メデタシである。停電に備えてソーラーパネルをつけて蓄電をしたいと思っているのだが、何と言っても浪人の身、先立つものが無い。ソーラーパネルよりも屋根にペンキを塗るだけで蓄電できるような塗料を開発してくれないものだろうか。夜、私は家族からノーメル賞を頂いた。

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