白雲去来

蜷川正大の日々是口実

マスクが解禁か。

2023-03-17 13:50:56 | 日記

3月15日(水)晴れ。

そういえば、「マスクの着用は個人の判断に委ねる」と、早い話がマスクが解禁となった。以前ならば「マスクが解禁」と言っても何のことか分からなかっただろう。コロナが完全に終息した訳ではないが、これ以上の強制?は様々な活動に影響するという事で、まあ場面、場面で皆さんが考えなさい。と言うことになった。おかしかったのは、幼稚園で、マスクをしていない先生の顔を初めて見た園児が、一瞬戸惑っていた。というニュースを見た。考えてみれば、中、高校で、同じクラスならともかく、クラスの違う生徒のマスクを取った顔を見たこともない。という若い人も多いのだとか。

今日は、私が役員の末席を汚している大行社の役員会議に出席するために東京行き。お供は『流人道中記』。横須賀線と山手線を利用したが、私が見る限りノーマスクの人は、一人もいなかった。田町の駅を降りて、会議の行なわれる会場に行く道すがら、3人のノーマスクの人とすれ違った。ちなみに私は花粉症なので、当分マスクは外せません。

会議終了後に、六本木にて食事会。8時過ぎに丸川仁会長と、JRで帰路に就いた。電車の中では、皆さんマスクをしていた。もちろん私も。


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『流人道中記』にハマった。

2023-03-17 13:19:06 | 日記

3月14日(火)晴れ。

朝食は、サーモンフライ、竹輪の天ぷら、小うどん。昼は、焼きおにぎり1個。夜は、スープカレー、ナスと豚肉炒め、エリンギのガーリック炒め、冷食のごぼうの天ぷら(美味しかった)。お供は「黒霧島」。酔狂亭にて独酌。

先日、民族革新会議の物故同人慰霊祭に出席するときに、保土谷駅の書店で買ったのが、浅田次郎の『流人道中記(上巻)』(中公文庫)。電車の時間待ちで入ったコーヒーショップで読み始めたが、これが面白くて、危うく電車に乗り遅れそうになった。切腹を拒んで流罪になった旗本の男を、蝦夷松山藩に押送して行く与力との道中記なのだが、弥次さん喜多さんとテレビの水戸黄門シリーズを合わせたようで(私の個人的な感想です)、久しぶりに本を読んでいて「楽しい」と感じた。

浅田次郎の本は、『蒼穹の昴』が初めてで、この一冊でファンになり、かなりの作品を読んだ。一冊もハズレがない。それでも『流人道中記』は文庫なので、すっかり視力が落ちた身としては、自宅以外で読むのに少し苦労する。またどんな年代層の人たちが読んでいるのか知らないが、時代劇だから当時の風俗、習慣が描かれているのだが、例えば若い人に「月代」が読めて、意味が分かるだろうか。「月代」は、「さかやき」と読み、額から頭のてっぺんにかけて髪を半月状にそった髪型で、残った髪をまとめて中央に「丁髷(ちょんまげ)」とした。なぜ江戸時代以前の武士がそんな髪型にしたのは、諸説あるらしい。暇な人は調べてみて下さい。

東京行きの途中だったので「上巻」しか買わなかったので、これから「下巻」を買いに行くつもり。ちなみに浅田次郎と私は同じ歳です。それ以外何の共通点はありません。


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