3月27日(月)曇り、ちょっと雨。
昨日の酒が朝まで残り、仕事に行く家族を見送れなかった。最近は、全く食欲がなく、腹が減らん。それでも薬を飲む都合があるので、昼近くに、ソースチャーハンとホットワンタン。グダグダしていたら、アマゾンから注文しておいた本が代引きで届いた。本当ならば、なるべく書店で買いたいのだが、新刊が必ずあるとは限らないので、書評で知った本は、最近はアマゾンで注文することにしている。当然「送料無料」の物だけ。
先日の産経新聞の書評にあった上田早夕里という作家の『上海灯蛾』(双葉社)。物語は私の憧れの1934年の上海。「極上の阿片を武器に『魔都』を駆けあがる日本人の男」を主人公にしたフィクション。いわゆる、その時代の上海や満州を舞台にした小説が好きで随分と読んだ。これまで読んだ中で印象に残っていてるのは『阿片王・里見甫の生涯ー其の逝く所を知らず』(西木正明)、『阿片王・満州の夜と霧』(佐野眞一)、『上海ラプソディー・伝説の舞姫マヌエラ自伝』(和田妙子)など。届いた本を読むのが楽しみである。
上海には、これまで2度行った。最初は盟友のご厚意で2010年の上海万博、二度目は阿形充規先生らのご厚意で2018年に。この時は、寧波と言う所に行く途中で、上海に一時間ほど寄ったに過ぎなかったが、夜のバンドを歩けただけでも嬉しかった。次に行く機会があったなら、ホテルはブロードウェイ・マンションズホテル外灘か和平飯店に泊まってみたい。