4月28日(金)晴れ。札幌にて。
8時に起床。シャワーを浴びてから朝食会場へ。良い天気なので食後に40分ほど街を歩いた。いつも夜にしか来ないので、地理が不案内だが、何となく見覚えのある建物が多い。そんなこともある訳もないのだが、街を歩いていると、今年の1月から行方が分からずにいる梶浦直樹君とバッタリ会うような気がしてならなかった。「おーい札幌に来ているよ。ちょっと顔を見せろや」。満開の桜を眺めつつ長年の同志であり、弊社の札幌の代表でもある梶浦君を思った。
昼は、盟友のお世話で、薄野の創作中華料理屋にてランチ。食後ホテルに戻り、休んでから、「札幌青年フォーラム」の行われる会場へ。会場には、懐かしい方たちが大勢出席していた。お世話になった初代学純同の総裁、大場俊賢先生や石井明道さん、坪岡公康さんや、岐阜の女傑、高木櫻さん、全日本愛國者團體會議(全愛会議)加盟で、先鋭的な運動で名を馳せている政治結社・江澤研究所の北海道支部のお二人、かつて名物警察官として有名で、現在は退職している小川さん、また東京からは勝又洋さんなど、出席している人の殆どが知っている人たちばかりだった。
雪田顕正さんや田中清元和尚の開会の挨拶の後に、主賓の大場先生が前田さんとの出会いと、東京時代のことを語られた。その後に、僭越ながら私も追悼の挨拶をさせて頂いた。最初の追悼講演は、鈴木信行さん。分かりやすくて、かつとても勉強になった。次は犬塚博英先輩。先輩の講演は圧巻で、中村武彦先生と野村先生との歌の解説の時には、思わず目頭が熱くなった。この時の講演は、近々弊社の『燃えよ祖国』に掲載させて頂きます。終了後に直会。前田さんを偲ぶ、とてもいい会合だった。田中清元和尚を始め、実行委員の皆さんに感謝する次第です。※平成20(2008)年札幌にて。左から、犬塚、田中、前田の諸氏と蜷川。